昨日、伊賀市の陶器まつりに行ってきました。
いや~、熱かった。
http://igayaki.jimdo.com
今日、明日と陶器市は開かれているので、
ぜひ行ってみてほしいです。

お祭りはとてもいい雰囲気でした。
多治見の陶器市のように、猛烈な人の波って感じではありません。
金曜ということもあったのかもしれませんが、
ゆっくりと品物をみて、作家さんと話もできました。

市をみてまわると、このブログでも紹介してきた
小島陽介さん、谷本貴さん、福島一紘さん、安永正臣さん
がブースを設けていました。

今回は小島さんと、安永さんの奥さんの器、
あとは前から気になっていた新学さんの器を求めました。

小島さんの器は茶碗と徳利です。
茶碗は唐津です。



唐津らしかぬ焼けがなんともいえません。

徳利はいかにも伊賀というものです。
さすがに小島さん、端正でスキのない造形と焼きです。



安永さんは、先日、アートサロン山木の個展で茶碗を求めたので、
今回は初めてお会いした奥さんの作品を求めました。
女性らしい愛らしい器です。



最後は新学さんの作品です。
新さんはあちこちで噂を聞いていたのですが、
今回は初めてご本人に会い、作品を拝見することができました。

いや~、噂通り、いいものを作っていらっしゃいます。
こちらがその作品です。
まずはカップ。



とにかく手になじむ造形で、
持った瞬間に「うわ~、いい」となりました。
日常でガンガンに使えるカップです。

お次は徳利。
ああ~、これが噂に聞く鎬(しのぎ)。
鎬とは生地の表面を上下に削る技法のことです。



ざくっと削った鎬に、ビードロが滴って、
えも言えぬ景色になっています。

前から実物をみたくて仕方なかった作家さん。
ようやく我が家にその作品がやってきてくれました。
しかも、超お買い得価格で。

あまり、陶器市などには行かないのですが、
たまにはこうした場所に行って大人買いするのもいいもんですね。
買えちゃう価格なんだもん。