ブイビエン通りとファングーラオ通りの間には、迷路のような路地があります。
人が二人で歩くといっぱいいっぱいになるような路地に屋台が並びます。

今日の朝食はこの路地の中の屋台でとりました。




この屋台ではブンリウという麺が食べられます。
それがこちら。



ブンは米の生麺です。
そこにミントやらドクダミやらの香菜を入れて食べます。
お好みでマムトムという調味料を足します。
こちらがマムトム。



エビを発酵させた調味料ですが、ベトナム人でも苦手な人がいます。
塩辛みたいな感じですかね。
私はけっこう好きで、必ずブンリウには入れちゃいます。

この屋台の近くでプリンの屋台を発見。
しかもその屋台のおばちゃんは昔の顔なじみでした。
昔はブンティックヌンという麺の屋台のをしていたのですが…。
子供が大きくなって余裕ができたから、プリンの屋台に変えたとのこと。
いまいち意味が分かりませんが、そういうことらしいです。



一つ50円。
久しぶりということで生姜湯もつけてくれました。
それにしても、ベトナムのプリンは美味しい。
私がプリン好きになったのもベトナムがきっかけでした。
氷で冷やすのもベトナム風。

お昼は平民食堂でとりました。
いろんなオカズから好みのものをチョイスできるのがいいんです。
きょうは、豚肉と卵の煮付け、イカのミンチ詰煮込みをチョイス。



豚肉はほんのりとニョクマムの香りがします。
イカの方はカレー?風味でした。
外国人観光客が多い地域なので、昨日よりも割高で350円ほどしました。
まあ、美味しいんで文句はありません。

明日から仕事が忙しくなるので、今の間にお土産を買っておこうとブラブラ。
そこで見つけたのがこのショルダーバックです。



とってもポップな絵柄ですが、じつはこれ豚の飼料用袋を再利用したもの。

混合配合
高品質飼料
一頭当たり20~40キロ。
少しの量で早く大きく。
プロテイン配合。
カルシウム配合。
品質保証。

てなことが書かれています。

ベトナム戦争中、タイヤのゴムを再利用したサンダルをホーチミン(建国の父)が履いていたのは有名です。
その後も1990年初めまで世界最貧国の一つだったベトナム。
徹底的にものを再利用してきた伝統があります。

それにしても、豚の飼料用袋をここまで見事にポップなバッグにするとは。
なかなか侮れません。