久しぶりに器について書きます。
来週の月曜までWadカフェで和田山真央さんの個展が開催されています。

和田山さんはアメリカで作陶を始めた若手作家さんです。
非常に個性的なフォルムの花器を作っておられます。

今回の個展で私が求めたのはこちらの花器です。

$器な生活

口の部分がかなり細く成形されています。
花器としては小振りなものではありませんが、
口造りが細いので、一輪しか花をさせません。
しかも、枝の細いものしか無理です。

それがまた、面白くもあります。
和田山さんの作品は、ブルーと白の2色がほとんどです。
こちらの花器は、白地に白の釉薬を使用したものです。
同じ白ですが、微妙な質感の違いが魅力的です。

型値といい、色といい、非常に洗練された面持ちになっています。