この夏は集中して本を読んでいませんでした。
て、わけで自転車に乗ってジュンク堂へ。

この数年、歴史に興味があって色々と読んできました。
今日買った8冊の本も7冊が歴史です。

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実は知人からケネス・ポメランツという
歴史家の本が翻訳されると聞いていました。

以前、ポメランツの原書を購入していて、
読みきれていない本があります。
それが、このThe Great Divergenceです。

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グローバルヒストリーのジャンルでは必読書になっていますが、
翻訳本が出ていませんでした。

この本の翻訳だとばかり思っていたのですが、
本屋で手にすると別の本でガッカリ。
結局、原書を読まないといけないことが分かりました。

とはいえ、仕方ないので別書でしたが購入しました。

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表紙の写真はセバスチャン・サルガードのworkersですね。

後の本はパミラ・カイル・クロスリーとフェルナン・ブローデル。

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クロスリーはどういう研究者かよく知りません。
ジャケ買いならぬ、タイトル買いです。

ブローデルはフランス人の歴史学者で、
歴史をやっている人で知らない人はいないでしょう。
学生時代にパラパラと読んだのですが、
もう一度じっくり読み返してみようと5冊まとめて購入しました。

最後の1冊は人類学者の本です。
著者のアイフォ・オングさんとは一度お目にかかったことがあります。

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家に帰ってさっそく序章だけを読みましたが、
かなりそそられる内容でした。

新自由主義と呼ばれる現象が世界を覆う中で、
とりわけアジアにおいてそれがどのように人々の生のあり方を分断し、
新しい生のあり方を再編していくのかを明らかにしようとしています。

人類学者らしくフィールドワークに基づくデータによって、
具体的な分断と再編を描き出そうという構成になっています。