昨日、豊中のカフェ&ギャラリー香綵に行ってきました。

丹波の大西雅文さん、
伊賀の小島陽介さん、
福島一紘さんの3人展が3月23日(土)まで開催されています。

今回は大西さんのぐい呑みと、福島さんの小皿を求めました。
同じ焼〆の器でも、違いが出るのでおもしろいです。
丹波と伊賀の違いなのか、作家の個性が出ているのか・・・。

香綵の棚にいくつかぐい呑みが並べられていて、
どれが誰のぐい呑みかけっこう当たるので不思議でした。

光沢のあるチョコレート色の素地と苔のようなビロード。
高台の作りや、高台脇から腰へのエッジ、口づくりのゆがみ、などなど。
大西さんのぐい呑みは、丹波、というか大西さんの雰囲気が出ているんですよね。

$器な生活

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福島さんの小皿もやはり個性が出ています。
前回にブログで紹介したwadでの個展の際、気になっていた皿がありました。
買い求めておけばよかった少し後悔しているのですが、
その面持ちを持っているのがこの小皿です。

$器な生活

非常に端正な形なのですが、
なんといってもビードロが惹きつけられます。

$器な生活

じっと見つめていると、引き込まれてしまいそうな景色です。
土くれで作られる銀河です。

ぐい呑みも小皿も焼〆好きにはたまりません。
ちなみに、作家さんの雰囲気も加味してそれぞれ銘をつけると、

ぐい呑み=風神
小皿=ビックバン

という感じでしょうか。