半年ほど前から茶箱を作りたいと思っています。
自分の好みに合わせて茶箱に入れる道具を見たてる。
じっくりと吟味して、時間をかけて作りたいわけです。

面白いもので、そんなことを考えていると、
個展などに行っても小ぶりの道具に目が行きます。

いま、大阪のアートギャラリー山木で開催されている二人展。
松本伴宏、小島陽介展でも旅茶碗に目がいきました。

松本さんは昨年、白楽茶碗をもとめました。
信楽の作家さんです。

今回は伊賀の小島さんの唐津小茶碗をもとめました。

$器な生活

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釉薬が本当に丁寧に掛けられています。
成形もため息がでそうなくらい整っています。
小島さんは、本当にセンスのある器を作られます。
骨太の作風とでもいえるでしょう。

さて、以前、谷本さんの個展で楽の酒器を購入したのですが、
こちらも家で野点用の茶筅でお茶を立てたら、
サイズがぴったりでした。
こちらも茶箱用に使用するつもりです。

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形も色合いも伝統的な楽焼とは違います。
無類派とでも言えそうな楽茶碗です。
とくに高台はすごいことになっています。

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これを高台と認めるかどうかは嗜好の問題でしょう。
まあ、それでも私は旅茶碗として使いますが。

骨太の唐津茶碗と、無類派楽茶碗。
どちらも茶箱入りは決定です。

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