2013年4月のパリ滞在記vol.1 |   湘南フレンチ・ビストロ料理教室  おうちで作るパリごはん                 ATELIER RUE GREUZE

皆さま、こんにちは。

3月末から2週間ほど、パリに行ってきました!
と、いうことで気ままな更新になりそうですが、旅行記を書いていきたいと思います。

3月30日の午後、料理教室のレッスンが無事終了。
あらかじめ準備しておいたトランクを持って、空港へむかう。

成田空港行きのバスは、途中道が随分混んでいた為、1時間近く遅れて空港に到着した。
焦りながらチェックインカウンターへ。

今回は初めて乗る、中国国際航空。
上海経由。

何故、この航空会社を選んだかというと・・・
もちろんお値段も安い、夜便が丁度良い時間にある、というのもありましたが
なんだか「上海」という響きになぜかつられてしまったのです。

食いしん坊の私は
「上海」→「上海蟹」→「美味しい」→「上海・美味しい」→「乗り継ぎの間、空港に美味しいものが沢山あるに違いない」→「多分、機内食も中華だから結構美味しいかもしれな~い!」

という、安易な理由が大きかったのです汗

ところが。
チェックインカウンターにて、なんと2時間もフライトが遅延するというではないですか!
しかも上海で乗り継ぎの場合は一旦中国に入国して、荷物をピックアップして、
さらにまた預けて、出国審査を受けなければならないというではないですか!!

乗り継ぎ時間3時間。
2時間に遅延ということは・・・

3時間2時間=1時間(しかない)

これでは、私がもんのすご~く楽しみに計画していた「上海空港内グルメツアー」どころか
乗り継ぎ間に合うのかどうか、といったところ

心配になり、カウンターのお姉さんに、他にもパリまで乗り継ぎの人が他にいるのか
確認してみたところ「他に7名いる」とのこと
それなら、まあ、他の日本人のみなさんとご一緒に行けば大丈夫かなとほっとする

そして、飛行機はやっと成田空港から上海へ飛び立つ。
乗客は、夜便ということもあってか、ぼぼ中国人のビジネスマン風の方々。

隣の席に座った中国人のおじさもビジネスマン風。
ちょっとお話してみると、エンジニアで日本の会社とビジネスをしているらしい。

「上海には観光で行くの?」

聞かれて、乗り継ぎだけだと伝えると、おじさんはちょっぴり悲しそうな顔をしたので

「あ、でもいつか上海も観光に行ってみたいとは思っているんです」

と伝えるとおじさんは嬉しそうに、日本の「とらや」で買ったと思われる高級そうなドラ焼
(普通のドラ焼きと皮の色が違う!)をくれて

「上海に来る時は、私が案内してあげるから連絡しなさい」

と電話番号とメールアドレスを書いて渡してくれた。

そして、上海に着くとおじさんは「急ぐんだね。気をつけていっておいで」と言ってくれた


「いつかきっと上海に行きます!」

と約束して、先を急いだ。


が、その後乗り継ぎで大変なことが待ち受けているのだった。

続く。