『足は第2の心臓』
“心臓の役割”
心臓は血液を体中隅々までまわしてくれています。
まずそのことから考えてほしいです。
心臓は
全身に血液を送る
ポンプの仕事
をしてくれています。
心臓から
血液が血管を通り
毛細血管まで届き、
細胞に血液が流れ込み、
酸素や栄養が届くこと
になります。
細胞に酸素が届くと、二酸化炭素を出します。
細胞に栄養が届くと、老廃物を出します。
この二酸化炭素や老廃物を
また心臓まで運んでいって
呼吸のシステムにのせて二酸化炭素を吐く、
そして
おしっこや便として老廃物を出すということをしてくれています。
心臓から動脈にのり
酸素や栄養を運んでくれ
体の隅々の血液から細胞に届け、
ふくらはぎの静脈から
二酸化炭素や老廃物を押し戻す。
この事が生きる上で必要なことです。
そしてこのシステムが出来ず
足を切断してしまった方の生存率が
半分以下になるということを。
では!
どうやって
ふくらはぎから心臓に
血液を押し戻すことになるかというと
静脈はギューっと絞られると
上に上がり
静脈が緩むことにより弁が閉じる
の繰り返しが行われます。
それをしているのが
周りの筋肉を動かすことにより
血液は上に上に帰っていきます。
ポンプ作用となる筋肉の動きは、乳搾りのようであるため
「ミルキングアクション」
と呼ばれています。
この働きは
心臓から遠く
そして地面に近い部位であればある程
重要となってきます。
この足の筋肉を動かすことにより血液は循環します。
これが
ふくらはぎが「第二の心臓」といわれる理由です。