子育てを楽しめなかった産後

 

顕微授精までして、やっと授かった第1子。

息子を出産後育休を取ってくれた夫と二人での

子育てが始まりました。

 

 

「なんとかなるでしょ」

と思っていた産前。

 

 

 

 

 

 

ところが

全然なんとかなりませんでした。

 

 

 

出産した産院ではおっぱいケアをほとんど受けられず、ニップルを渡され「これでやってみて」と言われやってみる・・・出ていない。最初はこんなもんだからと言われ、よくわからず退院。

 

 

 

え?私と子どもは大丈夫なの?

ポツンと置いて行かれた気分でした。

 

 

 

 

3時間おきには与えない、出ていないと思われるおっぱいをする。

もちろんぐっすりなんて眠れません。

 

 

夫も突然の育児が始まり、てんやわんや。

そりゃそう。コロナ禍で何も教えてもらわず、突然始まりましたから。

 

 

 

沐浴で子どもの顔を浴槽につけてしまうトラブル。

 

 

 

実母は「夫がいるから大丈夫」と。

顔を見るだけで、助けてくれませんでした。

 

 

 

 

 

 

全然なんとかならん・・・

 

 

 

 

 

産後2週間頃に

「あ、なんかやばいかも」

心のサインが出ました。

 

 

 

 

子どもの成長よりも

自分のしんどさの限界がきていました。

 

 

産後の助産師さん訪問を早めてもらいました。

そこで言われたのが

「じゃ、育児楽しんでね〜!」

 

 

この一言で真っ暗な谷底に落とされます。

 

「育児って楽しまないといけないの?」

「そんな余裕ないんだけど」

「私がいけないんだ」

「メンタルが弱いのがいけないんだ」

 

 

 

涙が止まりませんでした。

 

 

 

乳腺炎の始まり

 

産後1ヶ月頃に初めて乳腺炎になりました。

そこから地獄の日々。

この乳腺炎、産後7ヶ月まで続きます。

 

 

乳腺炎は産後3ヶ月頃に落ち着くと言われていますが、全くもって落ち着くどころか、「乳腺炎の恐怖」で常に不安でいっぱいでした。

 

 

乳腺炎の不安で眠れない日も多く、少しでも違和感を感じたらセルフケアをする。外出する時も、子どもを一時的に見てもらうにも子どもの不安より、「自分の体」の不安が大きかったのです。

 

 

 

 

そんなしんどい中でも私の学ぶ意欲はすごい(笑)

 

 

赤ちゃんの時期にしかできないことを学ぼう、歯科につながることを学ぼうと思い、生後4ヶ月からベビーマッサージを学びます。

 

 

 

 

 

「我が子にもっと早くやってあげたかった」そう思ったことを、今でも鮮明に覚えています。

 

 

 

 

 

勉強は好き、だけれど

かなり詰め込むタイプなので

またこれも乳腺炎の原因になります。

 

 

 

乳腺炎がしんどくて、授業を見送ることもありました。

しかし、持ち前の「負けず嫌い」で絶対一回で受かってやる〜〜〜〜

 

 

 

試験には一発合格。

 

 

 

 

我が子の体を借りて、人形でも繰り返し行い

夫にも協力をしてもらいながら家族で資格を取ることができました。

 

 

 

 

口育に出会ってしまった

 

 

ベビーマッサージを勉強しながら並行して、歯科のことも調べていたところ「口育」という言葉がヒットしました。

 

 

初めて聞いた「口育」

 

 

口育?口を育てる?

歯並びのことかな?

 

 

 

しかし、口育を知っていけば知っていくほど今の私に必要なことだと気づいたのです。

 

 

 

 

 

 

私がベビーマッサージを学んだのもこれだと。

 

 

 

 

口育は誰でもできるもの。

それはママだってできる。

むしろママだからできる。

 

 

歯科医院でなくてもできるものなんです。

 

 

 

道具のいらないお口を使った遊びや、

昔ながらのおもちゃ。

子どもとの関わりの中で育めることばかりです。

 

 

 

これなら「お母さんと一緒に」

子どものお口が健康に育つんじゃないか。

 

 

そして子どもとお母さんの関係が

愛でいっぱいに育まれるんじゃないか。

 

 

 

私自身が「母と一緒に楽しく遊ぶ」の記憶がありません。

母との関係は悪くありませんが、

「なんでも言える」ではありません。

 

 

 

長女だから我慢しなくちゃいけない。

妹弟を可愛がってあげないといけない。

 

 

 

こう考えながら育ってきたので

「お母さんとの二人の時間」は

特別なものだと感じています。

 

 

 

 

自分の子どもにはこんな我慢はさせたくない。

自分のことを大切にしてほしい。

 

 

 

 

そのためにできること、やってあげたい。

 

 

 

私と子どもの関係を深めてくれる

一つのツールが口育になる気がする!

 

 

 

そうすぐ感じ、

我が子と一緒に実践をしていこうと決めました!

 

 

 

 

口育に囚われる育児のスタート

 

 

生後7ヶ月頃に口育を知り感動を覚えた頃、

乳腺炎はピタッととまりました。

 

 

これはサポートしてくれた助産師さんのおかげなのですが。

あとは私の心の余裕ができた、学びたいことに前を向いて進もうと思ったことと重なっています。

 

 

 

口育を学び始めると見えてくる「我が子のできていないこと」オンパレード。

 

 

 

食事中の姿勢、

呼吸、舌の位置

足裏、足指・・・

 

 

あ〜〜〜全部気になる。

 

 

 

「口育を知って我が子のできない」に目が行ってしまいます。

 

 

 

 

 

全くもって「育児を楽しむ」なんてまだまだです。

 

 

 

 

どうしたら変化するのか?

これやったらお口閉じるかな?

抱っこの姿勢はどうだろう。。

 

 

そうか、私が産後抱っこの仕方がよくなかったからだ・・・・とまたここでも「私のせい」が始まります。そう思い始めると子どもに申し訳ない気持ちではじまった口育でした。

 

 

 

 

口育だけが育児じゃない。

へ続きます。

 

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