RTA指定スクールcucu

すずき さきです流れ星

 

ベビーマッサージ講師と

歯科衛生士をしています星

 

 

 

先日、

おしゃぶりについてご質問をいただきました!

 

 

おしゃぶりはお口育てになるのか

 

 

自分なりの解釈、文献、教本、商品のホームページなどで

調べてみました\(^o^)/

 

 

今の形のおしゃぶりは

1900年ごろにはもうあったようで。

(以外に歴史が長い)

北欧などでは食べ物を包み込んだ布を使っていた時代もあったようです。

 

 

《おしゃぶりのメリット》

・入眠がスムーズ

・泣き止む

・精神的な安定   など。

 

大人にとっても安心材料なのかな!

 

 

 

小児科と小児歯科の保険検討委員会から

出されているものには

 

↪️

【おしゃぶりが咬合に及ぼす影響】

おしゃぶりを使用している子供は、使用していない小児と比較して

 

 

▶︎上顎前突(出っ歯)

▶︎開咬(奥歯しか噛み合っていない、前歯は空間がある状態)

▶︎乳臼歯交叉咬合(乳歯の奥歯の噛み合わせのずれ)

 

 

発現率が極めて高い。

 

 

と示されています。

文献を見てもそのようで。

 

 

 

そして1歳半を過ぎたらやめるようにと

注意書きもされています!

 

 

しかし、

 

①『鼻呼吸』の習慣がつく

②『口輪筋』『舌』『顎』の発達を促すことができる

『おしゃぶり』は、『鼻呼吸のサポート』『口輪筋(口腔周囲筋)を鍛えるトレーニングアイテム』として考えてみると良いでしょう。

『鼻呼吸』が身につき、『口輪筋』が鍛えられることで、赤ちゃんはリラックスし、精神的な安定を得ることができます。

 

と、言って見える方もいる・・・

 

 

 

 

これを踏まえて。

👅鼻呼吸の習慣が付くのは少し理解はできる

→だけど赤ちゃんは哺乳する時は必ず鼻呼吸。

 鼻呼吸じゃないと飲めない。

 鼻呼吸を目的におしゃぶりを使うのは違うのでは?

 鼻呼吸をしたいなら、口呼吸の原因を改善するべきでは。

 

 

👅口輪筋、舌、顎の発達を促すことができなくは無いと思うが

お話をしたり、食事の形態の改善(大きめに切る、少し硬めに煮るなど)

外に出て体を動かす、食具やコップの見直しなど

普段の生活の工夫で促すことが十分できる。

おしゃぶりに期待する効果では無いと思う。

 

 

👅赤ちゃんがリラックスするのは赤ちゃん本人では無いのでわからないが、

 入眠がスムーズになったり、公の場で静かにしてくれるのは親としては助かるのは事実。

 

 

1歳半を過ぎたらやめるようにと記されているので

やめる前提で始めるということですね!

 

 

リラックスする面では使っても良いと思います。

 

 

ワタシの持論ですが!!!

お口育てにならないわけではないが、お口育てのツールとして使わない。

 

 

 

お口育て=

将来子供が大人になった時

健康で元気で過ごすため

のカテゴリーの一つだと思っています。

 

お口を育てることによって、

コミュニケーションが生まれ

心も健康に育ってくれる。

 

 

お口育てばっかりに目がいってしまい、

その先が見えなくなってしまうのは

とてももったいないと思います。

 

 

 

 

正解がないからこそ、色々な方が

良いだの、悪いだのいうと思うんです。

 

 

 

 

 

10年後には常識は変わっているかもしれない。

今頃おしゃぶりの新しい研究結果が文献に

なっているかも・・・

 

 

 

 

途中報告でした✨

(ワタシも勉強になるご質問をいただきました!ありがとうございます!)

 

 

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