うちには猫が２匹います。
もともといた白黒の猫が、いなくなったきゅきゅ、
もう一匹は今年の８月に、スーパーのビニール袋に入れられ、
自転車置き場に捨てられていた子猫をを友達が保護し、その子を引き取ったのがもう一匹、
左近というキジトラの子猫です。
２匹とも完全室内飼いのマンションっこです。
きゅきゅ（みつなり）がいなくなったのは、今年の9月15日土曜日のことです。
朝、目を覚ますと、きゅきゅの姿が見えませんでした。
しばらくは「またベッドの下でねているんだろう」くらいに考えていましたが、
呼んでも出てこず、家の中でいつもいる場所を探しても見当たりませんでした。
いなくなった朝、いつも閉めている洗面所のドアが開いていました。
ドアは引き戸になっており、横にスライドさせれば開きます。
洗面所にはベランダに出れるドアがあり、網戸の下から度々猫たちがベランダに出るということもありました。
（出るたびに中へ連れ戻す…といった感じです。）
まだ子猫な左近は開けられませんが、きゅきゅはガラッとあけることができます。
おそらく明け方、私たちが寝ている間にドアをあけ、ベランダにでたのでしょう。
ベランダに置いてあるジョウロや袋などが散乱しており、
遊んでいた形跡がありました。
ベランダはきゅきゅ一匹のころはさほど気にしてはいませんでしたが、
左近が来てからは、危なっかしいのでここのベランダには出れないようにしないと…
と言っている矢先でした。
マンションで飼っている。というのは先に書きましたが、
家は、５階です…。
ぞっとしました。
玄関からは出られるはずもなく。
家の中にはいないとなると、転落した。
としか考えられませんでした。
泣いてしまいそうになるのを我慢し、
意を決して下をのぞきこみましたが、猫が転落した跡のようなものは一切見当たりませんでした。
落ちてなんかいない！と思い、
押入れの中、ベッドの下、クローゼットの奥、家具の隙間…
すべて探しましたがやはりいません。
きゅきゅは呼ぶと返事をし、寄ってきてくれるこです。
家にはいない。
外に落ちた形跡もない。
だとすると、最悪の事態ではないのだと思い、すぐに捜索にはいりました。
泣いてる場合ではない。とにかく動こう。今できることをやろう。
そう思い、家人と二人で「できること・やるべきこと」を洗い出しました。
まず、役所関係に連絡。
吹田市の保健所では猫の保護や引き取りはしていないらしかったのですが、
とりあえず、現段階ではきゅきゅのような猫は連絡がないとのことでした。
（大阪府の動物愛護センターは土曜のためつながらず、後日電話で届け出ました。）
さらに、電話をかけるのは勇気がいりましたが、
”清掃業務”を行っている市の担当部署にも聞き、
市内で白黒の猫の通報や処理はない。との返事をもらい、少し安心しました。
その後、警察にも届け出をだし、
急いでチラシを作り、近くのペットショップや動物病院をまわり、
保護された猫がいないかと、チラシを張ってもらえるようお願いに回り、
自宅周辺を見回りに行き…
こんなことは初めてだったので他にどうしたらいいかもわからず
ネットで情報を探し、掲示板に掲載させてもらい…
夜、夜中呼びながら自宅周辺をまわるも見つからず、何の情報もなく1日が過ぎました。