映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』を観てきた。シリーズ1作目を数年前に観たときは、グリンデルウォルド(グリンデルバルド)を演じていたのがジョニー・デップだとは全く気付かず、ひたすら、彼が出てくるシーンがすごく暗くて怖くて衝撃的だったが、面白かったので今回も観に行った。
今回もやはり、グリンデルウォルド(グリンデルバルド)が絡むシーンは怖かったし、ドキドキしてしまった(いきなり冒頭から!)。あの痩せこけた馬と馬車の映像は観ていて寒気がしてきたが、それが映像効果というものか。。劇場で観たWar Horseの戦争でボロボロに傷ついた馬を思い出してしまう。だいたい、デスイーターのような黒くて細い布が浮遊している映像も、魂を吸い取られるような気がして気分が悪くなりそうなので、あまり見ないようにしている。
数年前にロンドンのハリー・ポッター・ワーナーブラザーズ・スタジオに行き、昨年、大英図書館でハリー・ポッター展を観た後のせいか、建物の壁とか小道具なども記憶に残っていたので、映画のストーリーや映像に没頭できた気がする。日本の河童や中国のズーウーが出てきて、大英図書館のマジカルクリーチャーの展示が印象深かったことを思い出した。また、映画のロケ地として個人的に過去に訪れたいろいろな観光地が出てきて、再訪しているようで楽しかった。イギリス・イーストボーンのセブンシスターズ、パリのモンマルトルや小鳥を売っているマーケット、ペールラシェーズ墓地は一度行ったことがあるが、映像を観ていて、こんな場所あったかな?もしかして行きそびれた?と思いつつ、どちらかというロンドンのハイゲイト墓地に似ているみたい・・と思ったら、やはりエンドロールにハイゲイト墓地とあった。
なんだかストーリーよりも、個人的に観光案内映画のような印象が強く残ったが、グリンデルウォルドの怖いシーンの後に、ニュートがマジカルクリーチャーを手なずけるシーンに心が和んだ。原作本を読んでいないので登場人物の関係がいまいちフォローできていないが、機会があったらちゃんと読んでみたい。ダンブルドア役のジュード・ローもダンディで素敵だったが。しかし、エディ・レドメインを見るといつもサリー・ホーキンスを思い出してしまうのはわたしだけ?
しかし、ダンブルドアとグリンデルウォルドの血の誓いのシーンでは、最近ライブに行って再燃しているBon JoviのBlood on Bloodが頭をよぎった(劇中の雰囲気とは全然違うけれども)。先日の東京ドームのライブでも演奏し、改めていい曲だと思いなおしてずっと聴いている。なにはともあれ、タイミング的にインスピレーション満載の映画だった。