先日、先の記事のイベントのついでに、国立新美術館に行った。
以前から行ってみたいと思っていた国立新美術館だが、今回、諸々の用事で上京する時期にタイミングよく興味のある美術展が始まったので、やっと行くことができた。
美術館は曲線を描いたフォルムの建物、内部は広々として開放的な空間。less is more というか、ミニマルな感じがした。都会的なビルのように見えるけど、建物の曲線がアールヌーボーを思わせ、また下から上までガラス張りなので自然光が入り、とても居心地がよかった。休憩用に置いてある椅子などもデザインが凝っていた。
鑑賞したのは、アメリカのモダンアートの収蔵品で知られるフィリップス・コレクション。詳細はコチラ 。
19世紀半ばから20世紀半ばまでのアメリカの絵画、ホッパー、オキーフ、ホイッスラー、ポロック、ロスコなどの作品が展示されていた。展示は、ロマン主義とリアリズム、印象派、自然の力、自然と抽象、近代生活、都市、記憶とアイデンティティ、キュビスムの遺産、抽象表現主義への道、抽象表現主義の10の展示室が設置されていた。
それぞれの作品のテーマとして見えたのは、産業が発達して都市化が進む時代、人々が憧れる都市の様相や都市ならではの孤独感が描かれていたり、その一方で、自然に回帰する姿勢、壮大なアメリカの大自然が描かれている作品もあった。
チラシとチケット↑
エドワード・ホッパー作 『都会に近づく』(Approaching a City)
なんとなく、ロンドンの郊外からセントラルに向かう地下鉄に乗っていると見えるような景色に思えた。
チャールズ・シーラー作 『摩天楼』 (Skyscrapers)
幾何学的でチョコレートバーのような印象のビル群。
また、国吉康雄という日本人画家の作品も1点あった(『メイン州の家族』)。
美術館を訪れたのは土曜日の午前中、それほど混雑していなくて、展示会場も広々として、まるで外国の美術館のように、ゆったりと絵画を鑑賞できた。
1階のカフェでランチを買い、外のテーブルに座り、初秋の秋晴れの中、のんびりした時間も過ごすことができた。







