Leighton House Museum in London | Have a cup of tea

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ロンドンの Holland Parkの近くにある Leighton House Museum (レイトン・ハウス・ミュージアム)を訪れた。


地下鉄最寄り駅の High Street Kensington を出ると、そこはショッピング街のハイ・ストリート。友人との待ち合わせまで時間があったので、セール中の店をちょっと覗いてみた。数日前に行った、住まいから近くの町のハイ・ストリートよりも大きくて品揃えが豊富だった。


その後、歩いて10分ほどの Leighton House Museum へ。周囲は閑静な高級住宅街という雰囲気。このミュージアムは、英国の著名な画家であり、ロイヤルアカデミーの会長でもあった Frederic, Lord Leighton(1830-1896)の家であった。

Leighton という名に最初ピンとこなかったが、テート・ブリテンで観たことがある絵画 の画家であった。


この家の最大の見所であるアラブ・ホールは、Leightonがシリアのダマスカスから持ち帰ったという貴重なイスラムのタイルで装飾され、オリエンタルな雰囲気を醸し出している。部屋は薄暗く、ブルーのタイルがひんやり感をいっそう高めていた。部屋の中央にまるで湧き水が流れているかのような小さな噴水があり、その水の流れる音が高いドーム型天井とタイルの部屋に響き、なんとも心が安らぐような、瞑想的な雰囲気だった。


他に、寝室や、ホールのようなスタジオ、ダイニングルームなどがあり、それらの壁には、Burne-Jones、Millais、Alma-Tadema、Albert Mooreなどの作品が掛けられていた。印象に残った絵は、確か"The end of quest"というタイトルだったと思う。あと、オスカー・ワイルドなどの当時のロンドン社交界の人々がたくさん描かれていた絵。


この建物は、George Aitchisonの設計より1864年に建築が開始され、その後30年にわたって増築および装飾が行われ、当時、ロンドンのアート界の中心的存在だったLeightonのプライベートな芸術の城となったそうだ。


窓からは広い芝生の庭が望め、大きな木が両側に2つあったと思う。庭に出ることはできなかった。


せっかくなので、売店でポストカードを求めた。庭から望む家の写真と、アラブホールのフリーズに施されたWalter Craneのデザインによる孔雀のモザイク壁画の写真。他にもそそられるモザイク画があったが、友人がいたので、なんだか待たせたら悪いと焦ってしまい、その2枚のみをささっと購入。

実は、ミュージアムやエキシビションは、一人でじっくり観たいタイプなのだ。


ミュージアムを出てから、一緒にいた友人が、Holland Parkに確か日本庭園があり、行って見たいということなので、公園に行った。Kyoto Garden というサインが出ていて、それに沿って歩くと、あまり広くはないが、ちゃんとした日本式庭園があった。入口の石の柱に「京都庭園」と刻まれていた。中央に池があり周囲はフットパスになっており、つくばいや鹿脅し(竹の筒に水がたまりコーンと鳴るもの)、石の灯篭などが配置され、木々も手入れされていた。池には大きな鯉がたくさん泳ぎ、人が来ると寄ってくるのは、日本もイギリスも同じかと思った。


天気のよい日だったので、Holland Parkは人でにぎわっていた。