男女の会話59

「子供向けアニメの野望4」

男:こんばんは。男です。
女:こんばんは。野望がぼーぼーの野暮ったい女です。
男:なんか前にも野望がぼうぼうとかゆーてたよな?
女:控え目に言わせてもらうと、ぼーぼーなんは野望だけです。
男:それ、控え目にゆーてんのか?
女:控え目どころかって感じです。かなり強いボカシ入ってますでしょ?
男:見えへんし。
女:アイマスク外した方が良くないでっか?
男:オレって今アイマスクしてたんか?
女:装着してます。
男:装着ってゆーな。
女:話は変わりまして。マンさん、今日の会話のタイトル見ましたか?
男:見た見た。またやるんか?
女:股見ましたん?誰の?もしかしてあたしの?
男:ちゃうから。そんなん見てへんから。ほんで見たないから。
女:でしょうね。
男:納得してるんかい…。
女:当たり前です。
男:タイトルはさっき見た。キミ、まだアニメの野望持ってんのか?
女:まだありますけど、もうそんなに残ってまへんで。
男:おー、4回目にしてやっと終わるか(^o^)
女:いや、まだ終わるとは思えまへんけどね。
男:終わらんのかい。一瞬喜んだのに。
女:あたしもちょびっとだけ喜んだんですけどね。だけどそうすぐに終わる予感はしません。
男:なかなかしつこいな。
女:マンさんみたいですな。
男:いやほんまに……ってなんでオレみたいやねん。オレってそんなしつこいか?
女:冗談ですがな。
男:冗談にもほどがあるぞ。
女:上段にも保土ヶ谷バイパス?
男:キミ、どんな耳しとんねん?
女:どんなって、ほら、耳毛も生えてないこんなにキュートなお耳です👂
男:耳毛?…ん……まぁええ。じゃさっさと進めてくれ。
女:ほっぱらかしですね。
男:キミならほっぱらかしでも生きていけるやろ。
女:せめてお水と日光と誉め言葉ぐらいは欲しいです。あ、肥料も追加。香ばしい牛糞混ぜてもらえたら最高です。
男:キミは植物か。牛糞とかええから。はよ進めろって。


🐄 🪴 🌞


女:では最初は『Gu-Guがんもどき』です。
男:またいきなり聞いたことある響きやな。Gu-Guガンモのパクりにしか感じんのやけど。
女:だから前からゆーてますやん。パクりやなくてオマンジュです。
男:オマージュって言えや。
女:あたしのベロの構造がそうなってますねん。(๑´👅`๑)
男:ベロ?どーゆーこと?
女:オマージュってゆーてるつもりでベロを動かしてますねんけど、その意思に反して出てきた発音はオマンジュになってますねん。
男:どんなベロしとんねん。そうなんかい…でも今オマージュって言えてるやん↑↑↑しかもハッキリと。
女:生まれて初めて言えたかも👀✨
男:嘘付け!!
女:アニメの説明してもええでっか?
男:どんどんやってくれ。
女:『男の気持ちやけど戸籍上男でなく、戸籍上女やけど中身は女でなく、しかしてその実体は…!?』とゆーあらすじですねん。
男:まったくよう分からんあらすじやな。
女:一応、女の皮を被った男が周りの色んな人とおりなすドタバタギャグ漫画的なイメージです。
男:ふーん。あんまり観たくないアニメって感じやな。
女:いや、マンさんなら観たら絶対にハマると思います。
男:えー!?…そうかなぁ…。
女:きっと女の皮を被りたくなるはず。
男:そっちかーい。恐いってそれ。
女:じゃ次にいきます。
男:またほっぱらかしかい。



女:『生き残り物語 みな殺しハッチ』ってのも考えました。
男:なんか物騒なタイトルやな。しかも生き残り物語やのに、みな殺しって…。
女:殺し屋のハッチが生き残りを懸けて、ライバルたちを皆殺しにしていくとゆー、サバイバルアクションです。
男:もはやそこまでくると、子供向けとは言えんやろ。
女:うーん…子供みたいな大人向けって感じでしょうか?
男:苦しいな。ほんできっと多分それって『みなしごハッチ』のパクリやと思うんやけど、キミが考えたそのとんでもないハッチは、蜂なん?
女:パクりやなくてオマージュね。最初は蜂の設定で考えてましてんけど、今は人間の方がおもろいんちゃうかなって思ってます。
男:いや、蜂にしとけよ。人間やったら完全にハードボイルドな内容になってまうぞ?
女:蜂ねぇ。蜂やからハッチて……クソみたいなセンスって思われませんかね?
男:みなしごハッチに失礼やぞ。いますぐ謝れ。
女:蜂のハッチって、なかなかええセンスですね。…これでええでっか?
男:気持ちが全くこもってないけど、まぁええか…。
女:ええんかい。
男:オレ今思いついたんやけど。
女:なんでっか?
男:『蜂の一刺し』もこのアニメの中に使えるんちゃうかな。
女:それってあれでっか?蜂は1回刺すと死んでしまうってやつでっか?
男:そうそう。そんなモチーフも入れたら、ストーリー的に濃くなるような気がする。
女:モチーフかハンカチーフか分かりまへんけど、ええかも知れまへんなぁ。
男:無理やりハンカチーフ出してこんでも。
女:チーフ、次に行きまっせ。
男:誰がチーフやねん。



女:次はこれ。『秘密の和田アキ子ちゃん』です。
男:うーむ…なんとゆーたらええか…なんとも言えんなこれ。
女:どーにかしてなんかゆーてくださいよ。
男:なんとかして言うなら……『ひみつのアッコちゃん』をパクったやろ?
女:オマンジュしまくりました。
男:パクりまくったんやな。
女:人を韓国系中国人の『パク・リー』みたいに言いますな。
男:誰やねんそれ?
女:得意なのはテコンドーとカンフーですけどね……って、今これ関係ないでしょ?
男:キミが勝手にゆーとんねんて。で、このアニメの内容は?
女:小学生の主人公は小さい頃からプリキュアの大ファンでした。
男:プリキュア?ああそうなんや。
女:いつも、買ってもらったプリキュアグッズで遊んでいました。
男:はいはい。
女:特に普通の女の子がプリキュアに変身するシーンに心を揺さぶられていました。
男:変身シーンね、はいはい。
女:テックマックマヤコーン♪ テックマックマヤコーン♪ 変身しーろ♪
男:それなんやねん?変身する時の呪文かなんかか?
女:そうですねん。プリキュアグッズを持ってこの呪文で変身するんです。
男:そんなんで変身できんのか?ほんで結局プリキュアに変身するんやな?
女:残念ながら変身できまへんねんこれが…。
男:え?できひんの?あかんやん!?
女:えっと…憧れのプリキュアには変身できまへんねんけど、違う者…魔物には変身できます。
男:魔物?なんやねんそれ?
女:そう、魔物『和田アキ子ちゃん』に変身します。
男:うあ…なんじゃそりゃ( ̄▽ ̄;)和田アキ子ちゃんって主人公の名前ちゃうかったんか?
女:ちゃいます。
男:ちょっと頭が混乱してきた…。あまりにも荒唐無稽で予想外の展開やから。
女:あたしもそう思ってます。
男:なんでキミが。キミが考えたんやろが。
女:あたしの中のとある人が考えましたんで。
男:キミの中には別人が何人もおるんか?やっぱり多重人格者なんか?
女:やっぱりってなんですのん?前から疑ってたみたいに。
男:前から疑ってたっちゅーねん。
女:あらまぁ。
男:あらまぁで済ますなや。ほんで和田アキ子ちゃんに変身してどうなんねん?
女:変身してしまうんですけど、その事は誰にも秘密ね!?って話です。
男:そら秘密にしときたいやろな。
女:秘密~秘密~秘密~秘密~秘密の和田アキ子ちゃ~ん♫
男:頼むから歌わんとってくれ。
女:なかなかええアニメになりそうでしょ?
男:違う意味で成り行きが気になるけど、アニメ化はせん方がええな。
女:気になるのに?
男:それとは別や。
女:じゃこっそり紙芝居化しましょかね。
男:好きにせーよ。次に行ってくれ。



女:次は『ゴキデカ』です。
男:ゴキデカ?うーん……あれしかないか。
女:あれとは?
男:がきデカのパクりやろ。
女:オマンジュですってば。何回言わせるんでっか?
男:何回パクってんねんって話やけどな。で、デカって事は刑事とか警官とかなんやろ?
女:いや、全くそんなんやないです。
男:え?ちゃうの?え?じゃあなに?
女:巨大なゴキブリです。
男:巨大なゴキブリ……だからゴキデカかい!!気持ち悪ぅッ!!
女:内容を説明しますね。
男:内容なんてあるんかい?単にデカいゴキブリが出てくるだけなんやろ?
女:単にデカいゴキブリってわけじゃないんです。
男:じゃあなんやねん?
女:人食いゴキブリです。
男:最悪やん。なんの安らぎもない内容やん。
女:マンさん、安らぎを求めてましたん?
男:安らぎを求めて生きてるようなもんやからな。
女:へぇ。マンさんのゆーその安らぎって、例えばどんなんですのん?
男:例えば?ん~…そうやなぁ………ひざ枕してもらうとかかな。
女:ひざ枕が安らぎなんでっか?おっさんのひざ枕?
男:なんでおっさんにひざ枕してもらって安らぐねん!?女のひざ枕に決まってるやんけ。
女:ああ、ムッチムチの白い太ももですね?ツヤのある肌の。
男:そうそう、そこに顔を乗せて目をつむって……
女:手が女のケツに伸びて…って感じですね?
男:まぁ届く範囲は限られてるんやけど……って、なんやねんこの話は!?
女:マンさんが安らぐってゆーてはったから。
男:安らぎの一つや。
女:もう1個増やしなはれ。
男:もう1個って?
女:黒くて固くてツヤのあるひざ枕。
男:なんやねんそれ。ぜんぜん安らげる気配なさそうやねんけど。
女:やっぱりそーでっか。ゴキデカのひざでしてんけど。
男:やめろー!!!オレの安らぎの話に無理やりゴキデカをツッコんでくんな!!
女:すんまへんなぁ。安らぎを邪魔してもーて。
男:いや、こんなとこで安らぎの話をしたオレがあほやったわ。
女:って事は、こんなとこでアニメの野望を語ってるあたしは……
男:キミはもっとあほってことやな。
女:ああ良かったε-(´∀`*)ホッ
男:ホッとすんなすんな!どんな精神しとんねん?
女:どんなって、見たかったら見せてもええですけど、ボカシ入ってまっせ?
男:そんなもん見たないって。疲れたから今日はここまでやな。
女:あ、勝手に終わらせます?
男:もう満足したやろ。こんだけ話せば。
女:まぁここで終わらせたとしたら、またつづくって事になりますけどね、自動的に。
男:( ̄▽ ̄;)まだあんのか?
女:すんまへんな、まだありまっせ。
男:………分かった。じゃ覚悟しとくわ……。
女:覚悟やなくて期待しといてくださいよ。
男:できるかい!!はいはい、じゃあ撤収な。次回はちゃう話題やろ?
女:そうですね。話題は変えときましょか。
男:じゃまたな( ´ ▽ ` )ノ
女:はいはい、ほなね~♪

終わり