2024年2月4日(日)日記1
「ドリカムか!」


おはようございます。RIOです。

素晴らしいかどうかまだ分かりませんが、日曜日です。
きっと素晴らしい日になるでしょう。

そんな日曜日ですが、ぼくは今とても気になっています。
なにが気になってるのか?
チミたちも気になったでしょ?《なるかい》
実は、今年に入ってまだ一度も見かけてないんです。
隣の壁ドンハゲ親父を。《どーでもええ話やな》
ぼくが出勤する時間や帰宅する時間に会う事はほぼありません。
きっと生活スタイルが違うからやと思います。
スタイルっちゅーても、着てる服装や髪型の話ではありません。《分かっとるわ》
服装なんて、上半身にいたっては彼は無に等しいですもんね。《裸なんか?》
まぁそれって、夏はお互いサマ~ですけど。《あんたもかい》
髪型なんて、彼は無に等しいので話になりません。《そっちもかい》
なので、姿を見かけたり顔を合わすのは、ほんまにタマタマしかありません。
いや、タマタマを見かけるって意味ちゃいますよ?《だとしたらどんな恰好やねん?》

隣のハゲ親父の薄汚れた洗濯機は、玄関を出た通路に設置されております。《薄汚れててもええやんけ》
なので、彼が洗濯する時はそこで見かけるんでしょうけども、きっとぼくがお仕事に励んでいる日中にやってるんじゃないでしょうか。
ぼくが家におる時間帯には洗濯機を使っていません。
お風呂場で手洗いしてたら話は別ですけど。《それはないやろ》

休日にぼくがお出かけする際に、たま~に玄関先で出くわしたり、階段の上下で出くわしたりする事はありました。
そして近所のコンビニや地元のスーパーなどで偶然出くわした事も、数年に1度ぐらいありました。

しかし…さっきも言いましたが、今年に入ってからは全く見かけません。
大丈夫かな?生きてるんかな?それともずっと部屋に帰ってきてないんかな?
どうしても気になるなら、罠を仕掛けるとゆー手もあります。《なんでそこまでして…》
このクソ寒い中、ぼくがもう夏ですら引退したホットパンツ姿で外に出るとゆー非常にクラシカルな罠です。《その恰好ってクラシカルなんか?》
いやいや、なんでぼくがわざわざそんな事せなあきませんのん?《あんたが考えたんやん》

そして…また新たな発見が。
さっき、ハゲ親父の部屋から物音がかすかに聞こえたんです。《おるんやん》
「コト…」
そんな音でした。《ちっさ…》
ぼくは聴いていた音楽も止めて、しばらく聞き耳を立てていました。
しかし、聞こえるのはぼくのすかしっ屁の音ぐらいでした。《どんだけデカい音のすかしっ屁やねん》
うーん…あのかすかな物音は気のせいやったのか…。
それとも、死にかけた彼が必死に知らせようとしてる渾身の音やったのか。《それはないと思う》

「コト…コト…コト…コト…コト…」
5回鳴らせばそれは“愛してる”のサインなんやろか?《ドリカムか!》
それとも“腹減った”のサインかな?《どんな伝えかたやねん》
一番可能性が高いのは…
“やかましい”のサインやと思われます。《あんたが騒がしいからや》

とにかく
「今年もよろしくお願いします」
の挨拶すらしてないので、ポッヨポヨの毛の生えた初日の出を拝むのと同時に挨拶もせなあかんと思います。《何を見て初日の出やねん…》
ぼくは彼の頭を。そして彼はぼくの…まぁ多分そこを見て挨拶するんでしょうね。《そこってどこよ?》


なんでこんな事を日記に書かなあかんのですか?《あんたに言いたいわ》


そんな素晴らしい日曜日になるかも知れない日の午前中は、これを聴きます。

 

 

《ドリカムちゃうんかーい》

アブラカダブラ…
ぼくはキミに追いついてキミを捕らえるよ
アブラカダブラ…アブラカダブラ…


アブラゼミを捕獲しようとしてるんですね?《ちゃうから》
最後にゆーときますが、ハゲ親父のアブラを捕集するとか考えないように。《考えたくないし》



ほなね~♪