エッセイ
「世界ボー」
こんばんは。
ネット通販ショップ『ドリーム・コーテ・クレヘンカ』の時間です。《なんかうっすらと関西弁ちっくに聞こえるのは気のせいかな…》
わたくし、司会および代表取締役の『コーテ・クンナハレ』です。《またあんたか》
もちろんインド出身ですがな~。《胡散臭いおっさんやで》
黙ってたらちょっと怖い顔って言われまっせ~。《インド人に失礼やぞ》
ナマステ~。《それはええから》
前置きはここまでにしまっせ。《さっきから関西弁っぽいけど、ほんまにインド出身か?》
早速ですが、本日ご紹介する商品は…ズバリ『世界ボー』です。《世界ボー…?なにそれ?》
世界ボーとは一体なにか。これからそれを説明していきますので、鼻の穴とケツの穴をかっぽじってよーく聞いてくださいね。《本命の穴だけ除けたやろ…》
世界ボーとは…
世界一周気分を味わえるボート…略して『世界ボー』です。《せっかくやからボートまで言えばええのに》
世界ボーに乗っかれば、あなたはもう世界一周気分♪《展開が早すぎて困惑してるんやけど…》
なのでもちろんこのボートの上で思う存分くつろぐ事ができます。
寝る、食事する、お風呂に入る、ブログを書く《なんでブログやねん…》、トイレ《それは必須やぞ》、フィットネス…《それいらんやろ》
くつろぐのを通り越してもはや生活してますな。《どんなボートやねん》
そしてサイズなんですが、一人乗りから30人乗りまで大きさも多彩なバリエーションを取り揃えております。《30人って多すぎひんか?》
世界ボー…よく「世界で発売される『うまい棒』の事?」と言われるのでとても困ってます。《誰がゆーねん?》
字を見れば全然ちゃいますよね。《字を見れば間違わんやろうけど発音は似てるかな》
あと間違ってほしくないのは…《なんやねん?》
『世界ボーボー』って、『ボー』を1つ余計にくっ付けたがる人がおります。《それあんたちゃうんか?ほんでそもそも世界ボーの事知ってる人なんておんのか?》
『ボー』が1つでも多くなると、世界中がボーボーになるイメージになってしまいます。《世界中がボーボーって…》
ジャングル化するのか、実際に毛が生えるのかはチミたちのご想像に任せますが。《任されても困るんやけど》
あとは…《まだなんかあんのかい!》
『世界ボーボパパ』とか言われたり。《バーバパパのパクりやんけ》
世界の“おじさんのヒゲ”に近いイメージを持たれてしまいがち。《それこそバーバパパやないか》
だとすると…《今度はどんな妄想すんねん?》
『世界ボーボママ』やったらどういう事になるんかな?《考えるな。無の心になれ》
あと、ちょっと強引な考えなんですけど…《ええ加減しつこいぞ》
世界のお坊さんとはちゃいますから。《今まで出たの全部強引やんけ》
これ以上考えても世界を平和にするのに貢献できそうにないので《貢献しようと思ってたんか?》先に進みます。《さっさと進めろよ》
ではお待たせいたしました。《待ってへんねんけど》
『ドリーム・コーテ・クレヘンカ』で今イチオシの推し推し推っしーな商品《どんだけ推しとんねん…》、『世界ボーボー』を詳しくご紹介いたします。《ボーが1個多いぞー!》
まず最初にご紹介するのはアメリカバージョンの世界ボー。
略して『アメンボー』と呼ばれてます。《略さなあかんのか?》
アメンボー限定です。《それってアメンバーみたいやん》
なのでアメンボー申請してね。《やっぱりそーかい!!》
ボートの先端の一番目立つところに星条旗がはためいております。《無理やり感満載やな》
居住エリアの外観は白で統一。まさにホワイトハウス。《確か“リゾテン”もそうやったような…》
白い壁には“愛国心”の文字が。うーんさすがアメリカ…。
もちろん漢字で書かれてます。《やっぱりそーかい!》
ボートのいたるところに51個の星が転がっています。《散らかすなよ》
最大の30人乗り仕様の世界ボーなら、ホワイトハウスの他にペンタゴンも加わります。《そない無理せんでも》
あとは、オプションでグランドキャニオンもご用意してまっせ~。《それ使い方わからんねんけど》
ミシシッピ川に浮かびながらグランドキャニオンを眺められるなんて…
とっても欲張りさんな世界ボーアメリカバーション30人乗りタイプ+グランドキャニオンオプション盛り盛り。《なげーよ》
ぜひ1つ買うてくださいよ、トランプさん。《もうトランプちゃうから》

次にご紹介するのはやっぱりこれ!
ブラジルバージョンの世界ボーです。《今度はブラジルかぁ》
ボートの先端の一番目立つところに『コルコバードのキリスト像』が立っています。《そこはちょっと邪魔やな》
実物大はさすがにデカプリオですね。《でかいって言えや》
まさに世界サイズのボーですわ。《それ以上ゆーな》
なので、ここではわたくしと同じ身長170cmほどのキリスト像にしましょう。《それでも邪魔やな》
思わず後ろから羽交い絞めにして『タイタニックごっこ』してやりたくなります。《せんでええって》
もちろん夜にはちょい下からライトアップ。うーん幻想的…。《やかましいな》
でもライトのセッティング位置をちょっとだけミスっちゃいました。
ちょうどキリストの顔を真下から照らすかっこうで…。
振り返るとホラー映画のような顔が(゜o゜)《子どもの遊びかい》
ある意味ええ写メが撮れるかもね。《目的が違ってきてるやんけ》
アマゾン川に浮かぶ世界ボーブラジルバージョン。
居住エリアに書かれている『Amazon』の文字を見て、配達を待っている人が後を絶たないという噂もあります。《勘違いさせんなや》

次にご紹介するのはこれです。
トルコ共和国バージョンの世界ボー。
オリエンタルなムードとヨーロピアンなムードの両方を持った魅力的なボートです。
ボートには『エルトゥールル号』の文字が。《遭難しそうやな…》
そしてボートの先端には、ムスタファ・ケマル・アタチュルクの像が。それって誰?《あんたが知らんってどーゆーこと?》
居住エリアは洞窟の家を再現しておりますが、耐震性がちょっと気になるところですね。《ボートやから関係ないんちゃうの?》
食堂ではではケバブやピデ、ドルマなどのトルコ料理が味わえます。《それは美味しそう》
食後にはトルコアイスやトルココーヒーも楽しめます。《ええねぇ》
その前にトルコ風呂で体を綺麗にしましょうね。《なんかネーミングが…》
黒海に浮かぶ世界ボートルコバージョン。
ボートの周りにはカッパがうようよおるで~。《え?なんでカッパが?》
イスタンブールまではすぐそこやのに進まれへんやんけ。《はよ行ったれよ》
ちょっと~。カッパどき~や~!!《カッパドキアかい!無理やりシャレ入れてくんなよ》
ギュレ ギュレ~。《さようならってか》

今回最後にご紹介するのは、最後にふさわしいこれ!!
世界ボーモンゴルバージョンです。《最後にモンゴルを持ってきたか…》
ボートの先端には、馬にまたがった巨大なチンギス・アッハ~ンの像が。《なんで悶えとんねん?》
居住エリアには巨大なゲルが建っています。
安心してください。ゲル状ではないですよ(^_-)-☆《なら安心》
外には馬や羊もおりますよ。う~んさすが遊牧民族。《ボートの上で遊牧って…》
今夜は朝まではボートの上でホーミー大会やモンゴル相撲大会が催されますので、お楽しみに(*‘∀‘)《やかましくて寝られんやろが》
ちなみにこのボート…首都ウランバートルにある公園の噴水の中に浮かべられております。《えらい狭いとこにおるんやな》
だってモンゴルって、周りに海がないんだもーん。《だったらなんでモンゴルバージョン作ったん?》
なのでこれから「モンゴルのスイス」という愛称で有名なフブスグル湖まで運びますので、手伝ってください。《最初っからスイスバージョンにしろや…あ…スイスも海ないか》

世界ボーにはもっとたくさんの種類がありまっせ。
ノルウェーやフィンランド、フランスやスペイン、カナダやエジプト。
アフリカのケニアも人気があります。《ボートでは行きたくないな》
ぜひみなさんのお好みのボートを見つけて世界旅行気分を味わってください。
あ…肝心のインドバージョンの紹介せんかったな…。
いつかヒマラヤ山脈が見える辺りでご紹介します。《せめてインド洋近くにしてくれよ》
ほな、ナマステ~。《さようならもそれかい》
🚣 🚣 🚣 🚣 🚣 🚣 🚣 🚣
ちなみに、過去にもこんなエッセイを書いてます。
これからの人生を生きる上で、何かの参考にしてください。《なんの参考にもなるかい!》
