白黒会話22

「ぼくの思い出」
※2002年4月の作品


白神:いや〜しかし、太陽が眩しい季節になってきましたね。
黒山:そやね〜。
白神:あまりにも強烈に眩しすぎます。
黒山:んー…そっか?
白神:はい。とてもじゃないけど直視できません。
黒山:直視すな!!目、潰れるぞ!!
白神:さすがにスッピンやと付けまつげも無いんで、直視できませんよ~。
黒山:なにわけのわからことゆーとんねん。
白神:でも鍛えて、いつかはまともに勝負したる!!
黒山:アホや。
白神:ぼくをなめんなよ、太陽くん。
黒山:くん付けかい。
白神:だから今はスッピンでサングラスのお世話になります。
黒山:弱いやっちゃの(>_<)
白神:なに〜!?じゃチミは直視できるんすか!?
黒山:できるわけないやろ。
白神:ふん、臆病者め。
黒山:まともにキミの相手してられんわ。
白神:待て待て、ほっとかんといてな。寂しいやん(-.-;)
黒山:浮き沈みの激しいやつやな。
白神:っていうか、沈んだらとことん沈みます…(>_<)
黒山:沈みっぱなしかよ。
白神:助けてぇ〜〜ブクブク…。
黒山:自力で浮かんでこいっての。
白神:手を貸せ〜〜ブクブク…。
黒山:浮かんでこい!!
白神:ブクブクブク……
黒山:あ〜あ、沈んでもーたな。
白神:バブンッ!!!
黒山:なになに!?今のはなに?
白神:屁出たし…(照)
黒山:沈みながらこくな!!!
白神:これで二度と浮かんでこれません…。
黒山:一生沈んどれよ。
白神:相手してぇ〜〜〜〜!!
黒山:キミと遊んでる暇はない。
白神:…遊びだったのね?
黒山:( ̄▽ ̄;)!なにゆーとる!?
白神:ふっ…仕方ないわね。認知してくれるなら許したげる。
黒山:キミのアホさ加減ならとっくに認知してるけど。
白神:そんな微々たるもの認めて欲しないわ。
黒山:いや、大部分占めとるで。
白神:そうよ。ぼくの思い出の大部分をチミが占めてるの…(照)
黒山:なんや?思い出って。記憶にないな。
白神:思い出して♪地中海で食べた甘美なオレンジの味を♪
黒山:あ~、琵琶湖でビワ食ったな。大昔に。
白神:ディナーで食べたロブスターの味を♪
黒山:キミがザリガニ食おうとしたのを止めたっけ。
白神:じゃああのエスカルゴは?
黒山:キミ、カタツムリも食おうとしてたよな。
白神:キプロス島でのりんご狩り楽しかったぁ〜♪
黒山:淡路島でタマネギ盗んでたよな、キミ。
白神:コニー・アイランドでビーチバレーしたよね♪
黒山:琴引浜でスイカ割りしたよな。
白神:マイアミビーチで飲んだカクテルもおいしかったよね♪
黒山:“喫茶マイアミ”のコーヒーは味気なかった。
白神:ほろ酔い気分でちょっと陽気になっちゃった〜♪
黒山:ゴキブリ入っとるって騒いで店長呼びつけてたしな、キミ。
白神:うーむ(ー゛ー) 素晴らしい記憶力やな、チミ。
黒山:ようそこまで脚色できるわ、キミ。
白神:はぁ、それだけが取り得で…。
黒山:取り得にすなすな!!
白神:チミの取り得は、打てば響くようなツッコミでしょうかね?
黒山:ツッコミが取り得かよ。
白神:まぁそれも素晴らしいボケがあってこそ生きるってもんですが。
黒山:結局自分が一番かい!!
白神:あ、そうそう。一番といえば…。
黒山:なんや?
白神:ダスキンは100番100番やったよね?
黒山:100番かい!!
白神:警察は110番。
黒山:そらそーや。
白神:消防と救急車は119番。
黒山:当たり前。
白神:うちのゴミ捨ては当番制です。
黒山:誰と当番決めてんねん…。
白神:いっつもぼくばっかり(>_<)
黒山:当たり前やろ。一人やねんから。
白神:やっぱりくじ引きで決めた方がいいかもね?
黒山:それでも結果は同じやって。
白神:でもね〜、ぼくは人一倍くじ運悪いんです、これが。
黒山:悪そうやな、確かに。
白神:宝くじも当たったためしがない。
黒山:まぁ当てる方がむずかしいと思うけど。
白神:妊娠判定薬ならよく当たったけども…。
黒山:当てるな当てるな、そんなもん!!
白神:ビンゴ〜♪みたいな。
黒山:アホやな、キミ。
白神:でも、予感はけっこう的中しますよ。
黒山:予感…?また怪しいなそれ…。
白神:なんとなくこうなるかな?って思ってたら、ズバリと♪
黒山:ほぉ〜、それはすごいかも。
白神:実は今も、しきりに予感が……
黒山:ん?なんか予感がするんか?
白神:するする!しまくってる!!
黒山:なんや?なんの予感?
白神:寝そう………ぐぅ(-_-).。oO
黒山:…二度と起きんでもええで。
白神:ほらね、当たった♪
黒山:詐欺や、それは。
白神:あ……また強い予感が…
黒山:はいはい、今度はなに?(ー゛ー)
白神:うーーーーん!!来てます来てます!!
黒山:なになに?
白神:来るぅーーーーーーーっ!!!
黒山:だからなに!?
白神:い〜〜〜〜〜っっくしょん!!(>_<)
黒山:くしゃみかいっ!!(怒)
白神:ほら当たった。チミの激怒の予感。百発百中やね( ̄^ ̄)
黒山:いっぺん死んで来るか?ん?恐ろしいほど都合のええ脳ミソしとるの、キミ。
白神:そうかなぁ?まぁ確かに若い脳ミソやとは思いますけど。
黒山:脳ミソ若いんかい!!
白神:はい。見た目はかなり若いと思います(照)
黒山:脳ミソの見た目なんて聞いたことないけど。
白神:だって、まだシワの一本も無いんですもの(。-_-。)ポッ
黒山:それってアホってことちゃうの?
白神:ずっとこの調子で頑張ります♪
黒山:めまいがする。やめさしてもらうわ。
白神:あらら…じゃあ今日はこれでお開きってことで。
黒山:またいつか~。

終わり