名刺に使う色の相談をしてきた学生が友達と運のいい日の話を始めた。

へぇー、最近の学生はこういったことを受け入れてふつーに話すんだなぁ。

しかも男子学生同士だ。

一粒万倍日なんてどこで知ったんだろう?と聴き入っていたらまた質問だ。

授業科目の質問じゃないんかーいと内心突っ込みながら、これもまた大切なことだろうから知っている範囲で伝える。

 

厄を自宅に持ち込まないために毎日やっていることを振り返ってみた。

 

玄関を開けたら「英明さん、ただいまー♪留守番ありがとう。」

付喪神が家にいることはさすがに学生たちには話せないからスキップ。

 

そして、アルコール除菌シートで両手を拭く。

鞄からスマホを取り出して同じように拭いて、「これでもう、今日は嫌な連絡はこない。」と言ってる。

次に鞄の取っ手や外側、そこまで拭いて、「ほら、奇麗になったねー。」

最後に靴の裏を拭きながら「今日もありがとう。たくさん歩いたね。」と声を掛けてからしまう。

 

習慣になっているので改めて質問されて意識したけど、その日のうちにこまめに厄を祓うのって大切だなぁ。

 

その後、厄年の話を振られまたビックリ。

まだ二十歳前後なのに「厄年に骨折した。」とか「首を痛めた」とかの経験があって、それが厄年と関係があると捉えている。

「後厄なんですよ。」と一人が言う。

ああ、だからこんな話になったのね!

 

「・・・それよりも君の場合は、その財布を変えなさい。」

ヨレヨレの黒のビニール財布。

28円しかないって嘆く前に、運気アップしたいなら買い換えましょうね!