小林正観さんの本を勧められたのは、佐賀のYさんと出会うきっかけを作ってくれた、とある保護者の方だった。
天使に関する知識ほぼゼロ、正観さん?何それ?の状態の私に、Yさんとお二人で「勉強してください。」と。
さっそく正観さんの本を買って読み始めた。
もちろんドリーン・バーチューさんの天使の本もね!😇
ところが正観さんの本のところどころに引っかかる。
うーん?本当にそうかな?と感じる。
”頼まれたことはすべて引き受けて喜んでさせていただく。”といったような趣旨だ。
「ありがとう」を何万回も唱えるのも、本当?
車のナンバーは358がいいのね?
それでもなんでも試してみないとね!
通勤の車の中、何度もありがとうを言ってみる。
数千回で挫けた。
ホ・オポノポノも同じようなことだけど、簡単!これだけ!と本に書いてあっても懐疑的になってしまう。
奥の意味を理解して取り組まないと、効果を感じられないというか納得できないというか、はてな?と思って止めてしまう。
そんな中、頼まれた仕事は「No!」を言わずに引き受けて、周囲の人のために必死で頑張った。
突然辞めた社員の穴埋めのため、同時に3クラスの担任を任されたのだ。
もちろんこんなことは前代未聞だ。
介護が必要な母と子供たち二人を一人で支えるために平日は18時半に退社する。
晩御飯だって子供のお弁当だって作らないといけない。
その代わりどうしても仕事が回らないので、こっそり休日も出勤していた。
朝はビルが開く7時に出勤した。
今から考えるとゾッとするが、その年休めたのは職場が閉まっているお盆とお正月を合わせた13日間だけだった。
みんなが困るから、、、頼まれたんだからすべて引き受けて・・・。
自分や家族を顧みることもなく頑張った結果、体はボロボロ。
表情を動かすこともできなくなった。
そーいえば、人間ドッグで即入院って言われたこともあった。
子どもたちいるんで無理ですってその日は帰宅したけど。😅
そして感謝されるどころか、すべて出来て当り前。
任せれば何でもする便利な人扱いされるようになってしまった。
正観さんの言っているとおり、頼まれたんだから受けよう。と数年間頑張った結果がそれだ。
私は正観さんの本をすべて捨てた。
そして昨日。
『自分の中に龍を持て』(斎灯サトル)をAudibleで聞いていて「えっー‼️」と思わず叫んでしまった。
頼まれて龍の絵を描いてあげたらとても喜ばれた。
すると次々頼まれるようになって・・・。
正観さんからは龍の絵を描けば成功すると言われたけれど、自分のやりたいことが他にあってそちらに・・・。
頼まれごとはすべて引き受けるという正観さんの教えを誤解している人もいるようだ。
どんなにしてあげたって喜んでくれなかったらこちらも虚しくなる。
喜んでくれる人を喜ばせること。
衝撃である!
長年、勘違いをしていたわー。
著者は正観さんのお弟子さんだ。
全然存じ上げずにたまたま龍の本なのかな?と思って読んでみることにしたら、お弟子さんだった。
価値観が大きく変わった。
見ている風景の意味が全然これまでと違って来る。
改めて読みなおす必要があるかもー。
これまでを思い返して「謙虚さ」と「感謝」って大事だなーって思っていると、偶然つけたYouTubeでも同じ事言っているわぁ。
シンクロニシティ。🦋
