国家試験の対策講座を担当していた同僚がポツリと言う。

「問題が読めてない。」

 

そーなんですよ。

ここ数年入学してくる学生たちの国語力が低くて、問題で問うている意味が理解できてない。

国家試験では問題文が2,3ページに渡ることもあるのだけれど、ページをめくって読んでいるうちに、はて?何を問われていたんだっけ?となるそうな。

そこで必要になってくるのは「読解力」だ!

 

同僚と相談しながら見つけたのが『文章読解・作成能力検定』だ。

漢字能力検定協会が実施している。

 

さっそく授業の一部に組み込んで取り組ませてみたのだけれど・・・。

うん、文章以前の問題として漢字や言葉の意味を掴めてないね!😮

 

国語力を身につけるためには段階があるんだけれど、どうやら小学生のときにそこをすっ飛ばしてきた学生が読解力が不足していることがわかった。

 

挫けそうになりながらも模擬試験を実施する。

ことわざも問われるんだけれど、、、迷解答に爆笑してしまった。

「後ろ足に砂がかかる」🤣

 

そっかぁ、砂をかけたんじゃなくて、かかっちゃったんだねぇ。😅

 

おりしも高校では探求の時間が新しく入り、大学入試のための共通テストの制度が変わった。
そこでも求められているのは「読解力」。

お勧めの検定である。

2級は企業の新人研修で使われていると担当者。
 

あ、正解はもちろん「後ろ足で砂をかける」です!