かなり久しぶりに文庫以外の書籍を買いました。
大銀杏を結いながら/武田 葉月
¥1,470
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【第1章】朝青龍のプライド

【第2章】駆け出し時代

【第3章】高見山と富士櫻

【第4章】相撲甚句

【第5章】千代の富士の大銀杏

【第6章】小錦の涙

【第7章】愛すべき相撲界



平成二十年3月場所、朝青龍が4場所ぶりの優勝を決めた。

その後に流れた密着取材のVTRで床寿さんの存在を知りました。


朝青龍と床寿さんとの会話を聞いていても

「朝青龍への愛情」があり、厳しく優しいお父さんなのだろなぁ。


「態度が悪い」「品格」など、とかく槍玉に挙げられるけれど、

伝えるメディアが「横綱」として扱っているのかなぁ?

ただの「ヒール」に仕立てている気も否めません。



さて、『横綱 朝青龍』の話題はワイドショーでも取り上げられたけど、

あえてこちらを手にとって見ました。



朝青龍との関係や床寿さん自身の駆け出し時代。

高見山や千代の富士、小錦などとのエピソード・・・

当時の写真や大銀杏が出来るまでの写真なども掲載されています。


床寿さんたちの尽力で

番付に床山さんのお名前も載せられるようになったようだ。

相撲甚句もお上手らしく、

この1冊で「床山の世界」と「お相撲さんとのエピソード」と盛りだくさん。


力士の髪を結うということは、相撲と密接に関係している。

だからこそ見える「力士とは違った目線」の部屋や土俵なんだろうなぁ。





とかく、今は「外国人力士が多い」と問題にもなっています。

日本人の強い力士を育成することも大事だけれど、

相撲の掟、礼儀作法の伝承をし、それと平行して相撲界の改革。

伝統的であり、儀礼的な意味合いを兼ねることを忘れてはならない。

この本を読んでみて思ったのは、外国人自体が悪いのではなく、

全体的にきちんと教育が出来ないことが問題なのかなと思った。

言葉を覚えるのが早い力士は強くなるそうだ。

知らない土地に来ても「言葉で理解できる」というのは大きいんだろうなぁ。

それは日本人にも言えることで、

初めて入る環境で「体で覚えていく」のは並大抵ではない。


私はこうやって本で知るしかないけれど、

相撲界に身をおくとなれば、しっかりと良いところを受け継いで欲しい。

こういう人こそ、相撲教習所とかで教員をやればいいのになぁと思うわw