『戒禁』2011年3月1日投稿、3つのパートからなる即興詩より | 貞次郎(ていじろう)の即興詩

貞次郎(ていじろう)の即興詩

『ぎゃぐぽりす』の〝なう〟から誕生した即興詩に題名をつけてみました。

『戒禁』

 

 

 

 

 

「お」がつく

 

言葉は

 

神様の領域

 

 

御柱

 

オオカミ

 

終わり…

 

 

奥が深く

 

おごそかで

 

おおぴらにはできない…

 

 

嗚咽を吐くなど

 

おこがましく

 

おだやかで

 

おおらかな世界

 

 

おおげさすぎるかもしれないが

 

憶測の域を超えている…

 

 

 

 

神様が最初に御創りになったのは

 

「愛(あい)」という言葉だった

 

 

「良い(いい)」ことも「悪い」ことも

 

御創りになられ

 

 

ういういしさに満ち溢れていた

 

 

永遠(えいえん)を求めることは空しく

 

 

老いをすべてのものに与えたもうた

 

 

 

 

安心(あんしん)して暮らせるには

 

 

いんちきをしない

 

 

運(うん)まかせにしない

 

 

縁(えん)を大切にし

 

 

恩(おん)を尊ぶ