夜に閉じ込められてひどく遠くに聞こえる雷鳴が 低く長く轟いている時々輝く空に見蕩れて眠れずまたベランダに出ては空を眺めているぼうっと立っている私に驚いた彼はひとこと話してそのまま眠りについたどこまでも続いているような低い雲と轟々、ゴロゴロと唸り続ける空私はいま夜に閉じ込められている終わらない夜に冴えた目でどんな明日を描くんだろう