自分にとってほんとに大切なものとか、人とか、
そういうものはほんとにじっくり自分と向き合わないと気づけないことが多い。
時として事が起こった後、大きな流れの変化の後でないと気づけないことが往々にしてあったりする。
だから人は独りになる。そうして心に旅をする。
好きなものとそうでないもの、心震えるものとそうでないもの
ひとつひとつ、じっくりと明確にしていった先にしかない感情がある。
社会で生きていくために必要なものもあるけれども、人として生きていくためにそれらが時折邪魔をする。
なにを選びなにを捨てゆくのか、それを決めるのは最後は自分次第。
傷ついたり傷つけられたり、得たり失ったり、見返りを求めて与えたつもりになっているものは実際なにも与えず、なにも得られぬもの。
不平等なことに不満を唱えだせばいくらでも沈んでいけるのかもしれない。
そんなことをしている時間なんて、ないよね。気づいてね。
ゆっくりと、でもあっという間に流れていく時間の中で、この心に暖かさをくれる人に気づいた時、そのことへの感謝を今伝えたい。
想いは消えずとも、時の砂は止まることなく流れていってしまうから。
願いも祈りもきっと誰かのために存在すべきものなのだと思う。
そうして想いは内から外へと枝葉を伸ばして、いつの日か花咲くように
決してひとりではなく、慈しめばとりまく世界は微笑んでくれること