風の種風が体の中を吹き抜ける毎に少しづつ心が軽くなれば良いと思う。平穏に近づいた心に新しい種を運んで来て。誰かと居ても1人でいてそれでいて孤独でなんか無い感じが嬉しい。一処に留まる様でいて何処にでもいける感じも嬉しい。目を開けた、口を開けた体の彼方此方から行き来する内側と外側。様々に形を変えてやってくる種が心に植えられて育って行くのを愛おしく楽しく眺めている日々。交差し対峙するあれやそれらに立ち向かう為の準備期間に、今こそ沢山の種を。