読書感想レポ 齋藤孝 読書力を読んでからの考察 | 道標を探して

道標を探して

 ただ、そこに進んでみたい道がある。
 仰いで見たい空がある。
 踏んでみたい土がある。
 嗅いで見たい風がある。
 会ってみたい、人がいる。

くそ、イチゴキャンディー湿気吸ってグニグニだよ、水あめじゃねーか

今回は愚痴回というか、えらぶってるだけというかなので、とりあえず回れ右して帰ってくだされ
どこまでもこしゃくな野郎


ありゃ、足の裏がうつっちった

まあしゃあない、和室だもんね

今回は、斉藤孝さんの書いた読書力というタイトルの本の紹介

この人が書いた本で一番知られてるのは声に出して読みたい日本語ってやつかな


まあ今回のこの本、基本的には日本語と読書の関連性に焦点を当てて書いてある

本を読まないとこの国は衰退する、とか書いてあるね

正直その件には賛成する姿勢を示したいかな、何でかってね、うちのクラスの人間はほとんどが本を読まない

でね、この本の受け売りの部分を使ったりしていってみると、そいつらの日本語が本当に貧しいんだわ

まず一つの話題で会話が続かない

文脈を捕らえられないし、返そうとしても元々の単語数が少ないからどうしても同じ言葉を連続させたりしてる

二つ目に返す言葉が単語

マジ? とか氏ね、はうちのクラスで代表される休み時間に飛び交う言葉なんだけどさ

そんなもんばっかりで会話の返事なんてたかだか30~40字程度なのにそんな文もとっさに作れない


こんなヤツらばっかし


でね、ここで日本が衰退すると俺が考えた一つの大きな理由を紹介しようか


今のこの日本経済が破綻し、不況になったのは知ってのとおりバブル崩壊の時期

で、このとき、非常に多くの娯楽が生まれてきた。ウォークマン・家庭用ゲーム機etc

このときに生まれた人間がもう少しすると日本の稼ぎの柱になってくるわけだ、そして読書をしていたが、バブルで途端に本を読むことをやめてしまった大人たちがこのバブル崩壊の扉を開く


とはいえこのバブル期の大人は元走り屋とかも多くいたわけだから何も読書だけが原因とはいえないんだけども


で、もうそろそろ読書離れにはまった第一陣が社会的に大きな意味をなすようになってきた


悪いけどさ、景気、回復しないよ

学力も多分落ちる一方だよ

新製品もそろそろ国内からは出なくなる

だって第一言語である日本語が話せなくて何を表現しろって言うのさ

この国の資源で無限なのは悪いけど塩と知識くらいしかないよ

木だって今じゃブルドーザーとトラックのおかげでずいぶんと減ってるしね

じゃあ俺たちどうするかなんてもう目に見えてるじゃない

なのになおも娯楽文化は発展を続け、読書はより遠いものになってきた

さあ大変だ

語彙も表現力も、それが恥だと知ることも無い日本人がこれからわんさか増えてくる

確かに他のジャンルの学問だって重要かもしれない

でもそれだって語力と表現力が無ければ始まらんだろう

基礎の基礎が抜けてたらどこでやられるかわからんぞ

ワールドトレードセンターがいい例だ、間がすっぽり抜けたから上のフロアは全部潰れた

これからは世界の情報化もなおいっそう早くなる

そんなとき応用がきくのは頭の中の知的資源だけだ


今ためずにどこで溜める?


まあ俺はいつもどうりやってればいいし、スタートラインもずいぶんと違うがな

生き延びたいなら本を読め、そして学習しろ


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一言

とはいってもさ、いるんだよね、SFだけ、推理小説だけ、同じ作家だけって奴がさ