『贈り物』 あのお月さまの端っこをほんのちょっぴり削り取って小さなランタンに入れて持ってかえってきてあげる 君が真っ暗な夜でいつも道が分からなくなるのも一人で泣いているのも怖い夢を見ているのも本当はちゃんと分かっているよ だからお月さまのかけらを君に持ってかえってきてあげる それはきっと道を照らしてキレイな光で君を包んで夢の中まで 明るくしてくれる あのお月さまの端っこをきっと持ってかえってくるから 明日からはもう大丈夫だよ