在英邦人、でも心はキューバ -11ページ目

在英邦人、でも心はキューバ

期間限定、シャンハイ在住。
英国&ニッポン共に年2回ペースで里帰り中。


あーなんだかすっかりご無沙汰してしまいました。


パソコン(英国から持ってきたラップトップ)の調子が悪かったこともあって

こちらはずっと放置状態。

iPhoneからアップできる上海ライフの簡易バージョンの方は

わりと頻繁にアクセスしているのだけど。

(こちらの記事、下書き状態のままたまっているので、

また随時アップする予定。)


次から次へと呆れるほどいろーんなことが起きるシャンハイ、

理解不能なちゃいな・わーるどの真っ只中で

エキサイティングな日々、したたかに楽しんでいます。

どうぞ、ご心配なきよう。


気がかりなのは、実際、ここでの暮らしより

日本の家族や友人知人に必要以上に心配されること。

イロイロあるけど、元気にしてます。

無理しているわけじゃなくて、ほんとうに!

紛争地帯にいるわけじゃあるまいし...。


GWから10日間ほど里帰りするつもりなのだけど

「シャンハイから到着した」、というだけで

日本に着いたとたん隔離されちゃうんじゃないかと、

考えたらそっちの方が怖いくらい...!


日本の報道やネット上の憶測を鵜呑みにしないで

(その点に関しては、ちゅうごくの人の方が賢明。

政府の見解、メディアの報道ははなっから疑ってます。)

どうぞ冷静に。。。


心配してくれる人たちがいるということ

ほんとうにありがたいと思っています。



・・・・・・・・・



先週、バースデープレゼントとしてもらったもの。

MacBook Airさん。


まだうまく使いこなせていないし

日本語の入力設定もしていないので

いつフリーズするかわからない旧パソコンで

今、これ、書いてますが。


このシンプルで流麗なデザインにひとめぼれ!




photo:01



贈り主の我が家の英国人は、現在またまたネパール、ヒマラヤ山中。

彼にとっては2年ぶりの、1か月間の山篭り。


1、2週間のホリデーは問題なく取れるけれど

1か月まとめての休暇はやっぱり難しいようで、

いろんな根回しや裏工作(?)が必要らしく

1年おきが限度らしい。


というわけで、わたしも、

去年は叶わなかったけれど、今年は2年ぶりに

年末あたりにまたキューバにいけたら、と

ただいま密かに計画中...。



・・・・・・・・・


今日の今日、ほんとうに直前のお知らせで申し訳ないですが

今夜ロンドンにいらっしゃる方、

大オススメのライブがあります。


アレクサンダー・アブレウ&ハバナ・デ・プリメーラ

Alexander Abreu y Havana D'Primera の

ロンドン公演!


(「Habana」ではなく「Havana」なので

あえて「アバナ」ではなくて「ハバナ」と表記してみました)


アルバムのクオリティー&ライブパフォーマンスの素晴らしさで

今わたしがイチバンだと思っているキューバン・バンドのひとつ。

(もうひとつは、マイケル・ブランコ&サルサ・マヨール)



彼らのライブ、遠路遥々上海から、ワタクシが保証いたします!!


あーん、行きたいよう~~~






詳細はこちらで:

http://www.comono.co.uk/live/havana-d-primera/




行かれる方、思いっきり楽しんできてくださいね!!!









上海から香港へ、

19時間の夜行列車の旅は

想像していた以上に快適だった。


ざっと振り返ってみると、こんな感じ。



・・・・・・・

出発の上海駅。

(チケットは前日にチケット売り場で購入済み。)


正面ゲートにあたるメインの入り口。

知らなくて、最初はここから駅に入ってしまった。




photo:02


香港(九龍)行きは、

イミグレーションがある別の専用入り口。


長蛇の列で隠れていて

このサインに気づかなかった...




photo:03




photo:01



出発時刻の1時間くらい前になると

ようやくこの入り口が開いて、ぞろぞろと中へ。


この先にイミグレーションがあって、

そこでパスポートにスタンプを押されて、

列車に乗る前に大陸中国を「出国」。


(というわけで、到着地の香港で「入国」するまでは

途中の駅で列車が停まっても、乗り降りは不可。)





photo:02

プラスチックのボーディングカード。


上海から九龍行き、

直行便の国際列車、なのでした。

(広州東止まりの車両もあり。)


定刻どおりに、出発!




photo:03




photo:04




4人用コンパートメントの「軟臥」。

これが1等寝台にあたる「Soft sleeper」。


この上の部分が、今回のわたしの指定席。

思った以上に広くて快適!



photo:05




photo:06


下の部分には、品のいい中国人の熟年ご夫婦。

それぞれヘッドフォンをつけてiPadで映画を見たり、

読書をしたり、と、静かな方々でよかった。


1等寝台なら飛行機で行くのと

料金的には変わないくらいくらいだし

ここを利用しているのはやっぱり

比較的裕福な中国人や香港人、

物好きな外国人(わたしのような?)なのかな、という印象。




photo:02


パーソナルなテレビまでついてたりして。




photo:08



出発してしばらくすると、

チケットと身分証明書(外国人ならパスポート)のチェックに

各コンパートメントに車掌さんがやってくる。


氏名やID・パスポート番号など

その場で手書きでリストに書き込まれる。

乗客情報はきちんと把握されている様子。


安心といえば、安心。




photo:01


チケットと引き換えに渡される乗車カード。

(到着前にチケットと再交換。)



このほかに6人用コンパートメントの「硬臥」、

2等寝台に相当する「Hard sleeper」と


数が限られているものの、2人用の個室、

特別寝台もあった。


もっと安く旅したい人は

寝台ではないふつうの座席タイプの「軟座」、

オープンシート席の「Soft seat」 という選択肢も。


段ボール箱や麻やビニールの大きなジッパーバッグを

いくつも抱えている人たちは

たいていオープンシートの利用客。

すみ分けは、はっきりしていた。



明るい食堂車。

車窓を楽しみながらランチしているうちに

定刻どおりに香港到着。




photo:04



パスポートコントロールで

香港の入国スタンプを押されて、

そのままそこから地下鉄に乗り換えれば

街中へもすぐ。


すべてがスムースで

到着から30分ほどで、もう香港島側のホテルに着いていた!



・・・・・・・・・・・・・



窓の外から覗き込んだ

2段×2、の4人用コンパートメント。



photo:07



3段×2、の

6人用コンパートメント。




photo:08





photo:02



到着駅にて。



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上海で、中国人以外の人たちには

列車で香港!?本気?なんでわざわざ??と

かなり呆れられてしまったけれど

(中国の人にとっては、何十時間もかけて陸路で旅をすることは

今でもごくふつうのことだけど)

今回は香港にたどり着くまでの行程そのもの、

鉄道で行く、ということか旅の目的でもあったから

それが実行できて、ほんとうに満足。


たどたどしい中国語でもなんとか意思の疎通はできたし

他の乗客の人たちとのちょっとした交流もあったりして

とても楽しかった。

陸路だからこそ見えてくるものが、たしかにあった。


帰りは飛行機で飛んで帰ってきたけれど

往復とも鉄道の旅でもよかったかも、と思ったくらい。

それも実際に行ってみたからこそ、わかったこと。


機会があったらまたぜひトライしたい!



・・・・・・・・・・・・・・・・



中国、香港、マカオ、香港、中国、と

今回の旅で、出入国のスタンプが2ページ分。


5年前、今のパスポートに切り替えたときは

もう以前のように、追加ページが必要なほど

旅をすることもないと思っていたけれど、

インドやネパールやマレーシア

それに中国はビザのスペースなど

アジア方面を中心にどんどん埋まってきて

いつのまにか白紙のページは残り数ページになっていた。




photo:01


まだまだ、旅は、止められそうもない。





iPhoneからの投稿

夜行列車で行く香港の旅、

プラス、

サイドトリップの高速船で行くマカオの旅、

ほんとうに楽しかった!


閉塞感で息苦しくなったとき

(旅中毒の禁断症状がでたとき!?)

ロンドンに住んでいたころは

よくユーロスターでパリにでかけていた。

バス+フェリーで一昼夜かけて行ったことも。


イングランド北部に住んでいたときは

アイルランドの首都ダブリンまで

これまたやっぱり

バス+フェリーで出かけてみたり。


飛行機に乗れば

もっと手っ取り早く(速く)行けるのはわかっている。

でも、陸路で行ける、というのが

重要なところ。

心理的な距離感が、まったく違う。


上海からは、同じように

香港+マカオに行ける。


それが実感できたのが

今回の旅の、なによりの収穫!



・・・・・・・・・・・


十数年ぶりの香港は
思ったほど変わってはいなかった。
もっとギャップを感じるかと思っていたけれど
意外にも記憶の中の香港と
ほとんど同じだった。


もちろんショップやレストランやホテルなど

ディティールは変化しているのだけど

全体のイメージとしては、90年代の香港と変わらず。

実際、地図がなくてもそれなりに動きまわることができた。

むかしの土地勘が、まだ有効だった。


同じく90年代の姿を知っている上海は

ランドスケープそのものがガラリと変わって

むかしの地図などまったく役に立たない状態で

まさに激変していたから。

上海と比べれば、香港の変化の幅も小さく感じられた、

そういうことなのかもしれない。


それはともかく、香港と今の上海、

ほんとうによく似ている、と思った。

違いは、英語の通じぐあいと

街なかの看板の漢字くらい。


(省略がはげしい大陸の簡体字より

画数の多い香港や台湾の繁体字の方が

日本人にはわかりやすいかも。)


目にみえないところでは

いろんな規制などポリティカルな部分で

大きな違いがあるのだけどね。

とにかくほんとうに、違和感がなかった。


気軽に行けることがわかったから

近いうちにまたあらためて

ゆっくり再訪する予定。





photo:10


香港のトラム。

2階建ての路面電車。


むかしと同じように、今も現役で

あの慌しい街をのんびりゆっくりガタゴトと

独自のペースで走っていた。


これは上海にはない!



香港アイランドにて。