夏はどこかに行ってしまったようですね。

朝、窓を開けた時の心地よい温度の乾いた風、昼に見上げる空の微妙な青さと雲は、もう夏のものでは無く、季節は秋だと感じさせてくれます。



そして、運動会の季節なのですね。

今朝は日曜日なのに早くから子供の声がしていると思ったら、運動会の“音”が風に乗って聞こえて来ました。



シザーハンズの暑い夏が、とても遠くに、随分と前のような気持ちになります。終わってから、まだ3週間しか経っていないのに…… 不思議です。



秋なんだ。

と、云う事で『イルマーレ』を見て来ました。

監督 アレハンドロ・アグレスティ

主演 キアヌ・リーヴス サンドラ・ブロック



韓国映画をハリウッドでリメイク。

実は韓国版は見ていませんし、全く知識も無く見に行きました。

2006年と2004年の別々の時間に生きるケイトとアレックスの時間を越えた愛の物語。

お互い会った事も(実は……って、これはネタバレ)無い。ただ、時間を越える不思議な郵便箱を通しての手紙のやり取りでお互いに愛するようになる。

ちょっと現実離れをしているストーリーですが、それぞれの親子の関係や孤独感が巧く描かれていて、見る側に違和感を与えません。

簡単に考えると会えそうで…でも、会えない。2年の月日をどう埋めていけば会えるのか?

最後はハッピーエンドに…2人結ばれて欲しいとハラハラと見入ってしまいます。



2人を結ぶ湖の上に立つ家(原題はThe Lake House)とその湖に沈む夕日の美しさ。

ケイトがアレックスの作った地図を頼りにシカゴの古い建物を巡って歩くシーンは、シカゴの街並みの美しさと1人だけど互いに側に相手を感じているロマンチックさとマッチして、このシーンは素敵です。



見終わって、優しい気持ちになれる映画です。

主演の2人が落ち着いた年代なので、大人のカップルが見るには良い映画です。

“人恋しい秋”に……
やっぱり“Scissor Hands”の日本公演が終わって、気が抜けてしまった。

と云うか“ガッカリ”してしまったようです。

私的に盛り上がらないとか、いつものマシュー作品とちょっと違うからなぁ~とか、まあ、言いたい事を言っていたのですが、やはり8月17日をず~~っと待ち焦がれていたのだし、初日を楽しみにしていたのだし、公演中は気にもなるし、終わってしまえば… この腑抜け状態です。



いつもの事なのですが、正直、私にはスコットに帰られてしまうのが非常に堪える。もっと会っておけば良かった、話したかった、聞いておきたい事があった等々有るのですが、一番は彼の舞台が見られない…ダンス姿が見られないこと。

ドーナツもぐもぐやスティーブとのジョギングシーン…タキシード姿が見られない。

舞台上のスコットが見られない……これが一番寂しいのです。



まあまあ、これもいつもの事なのですが、帰ってから解るのです。

懲りない奴だと自分でもあきれますが……

なんだか“目的”が無くなってしまった。

“楽しみ”と言うか…… 2年先はちょっと長い気もします。



で、頑張っていた『体重減らし』もちょっと中弛み状態です。

実は今年の7月からスポーツジムに通い始めました。体重が増え過ぎて体が悲鳴を上げ始めていたのです。時間が無い、仕事がぁ~と色々言い訳していたのですが、

このままじゃ駄目だなぁ~と重たくなったお尻をやっと上げて6月半ばに入会しました。

でも、大阪出張も有りで本格的に動き出したのが7月半ば……結局2ヶ月で6kgの減量となりました。本当は8kgの予定だったのに……

以前ブログに書いた「やっている事」とはジム通い&体重減らしのことでした。

10年振りにエアロビクスに挑戦したり、ピラティス初体験したり、楽しんで通っています。

疲れますけどねぇ~ 

なんせ10年近く「運動」から遠ざかっていて、体力が落ちているのを痛感します。エアロに参加して、ステップと基本は殆ど昔と変わらないのだなぁ~と思いつつ、楽しいのですが、体が付いて行きません(苦笑)

ピラティスも呼吸法だけで、筋肉痛になりそうだし、足が攣りそうになったり(笑)



この3連休もジム通いしようと思っていましたが、公私共にゴタゴタとありまして… 思い切ってゆっくり休もう、休んじゃえっ!

ってことにしてしまいました。

ジムに行けない事がストレスにならない様に気を付けて…

取り敢えず、今年中にあと10?減量を目標に、再度「気合を入れて」頑張りましょう。



以前の私は“おおデブ”

現在は“おデブ”

そして目指すは「普通のデブ」です。

自分らしくを目標に……
アッという間の19日間でした。

初日、2日目と見て、正直“???”でした。

マシューのアクの強さも殆ど無くて「うぅ~~ん……」という感じ。

特に初日はダンサーさん達の移動疲れや時差ぼけも有ったのでしょう、1幕のストーリーもダンスも何となく重く感じられ、2幕のパーティーシーンだけが華やかで綺麗。あの繰り返しの音楽が、見終わった帰り道で頭の中をクルクルと廻っていました。

ただ、1幕最後のトビアリーが踊るシーンを見て、ロンドンで子供に後からドシン、ドシンと椅子を蹴られながら見た“メアリー・ポピンズ”を思い出しました。公園で銅像達が急に動き出し、歌いだすシーン。とてもビックリで、でも面白くて、楽しい。

そして、数度見るうちに気が付きました。今度のマシュー版シザーハンズはこのメアリー・ポピンズを手掛けたマシューの延長線上に有るものなのかなと。

誰でもが楽しめる作品。マシューファンでなくても、マシューの知識が全く無くても皆がエドワードの切なさに涙できる作品。

マシュー・ホーンの昔からのファンには、少し物足りない(だいぶでしょうか?)感じはしますが、これもまたマシューの新しい作品、彼の才能が生み出す1つのジャンルなのだと思いました。

マシュー・ボーンは進化系なのです。



舞台の細かい感想は見るたびに書いたブログと殆ど変わりません。

影があり、ナイーブで傷つきやすいサム演ずる「陰」のエドワードと個性なのか手がハサミだという事に全く臆することなくキムに恋するリチャード演ずる「陽」のエドワード。

多分自然に生まれたのであろう【真逆】の彼等の演ずるエドワードは非常に楽しめました。

ここまでしっかりと2人の個性が出れば、後は見る側の好みの問題でしょう。

私はサムのエドワードがとても切なくて好きでした。

ペグに招かれてキムの部屋で眠りにつくサム演ずるエドワードには、博士に死なれ、途方に暮れた悲しさと孤独の世界から、暖かい愛情に溢れた生活への期待と喜びが溢れ、逆に見る側を非常に切なくさせます。バックの音楽とピッタリと合って私の好きなシーンの1つでした。

そして、2幕のパーティーでのダンスシーンはとても綺麗で豪華。ただ、この振付もナットクラッカーの様な個性有る振付ではなくて、極オーソドックスと言うか、全体に綺麗に纏まった振付と言うか、マシューの振付にしては“薄味”とも感じられましたが、ほぼ同じフレーズを何度も繰り返す音楽に乗って踊るこのダンスシーンは大好きでした。



ギャビン・イーデンの演ずるボックス家の末っ子ケヴィンとハンナ・ヴァッサロ演ずるコヴィット家のキャンディ。この2人は非常に可愛く、楽しく、元気で良いペアでした。

最初にカボチャを着て出てくるのはルーク・マーフィーが一番。彼のカボチャは可愛くて大好きでした。あの歩き方、駆け方がスゴク可愛いし…これからニューアドベンチャーズでどう係わって行くのか楽しみなダンサーさん達です。



さて、やはりスコットとエタのことを書かなくてはいけませんよね。

今回、初めてこの2人が主要な役で一緒に舞台に立つのを見ましたが、やはりこの2人は別格、スターだと思いました。

この2人は舞台で「語る」から… 「言葉」が彼等の廻りにいっぱい溢れているもの。マシューの舞台で一番大事な「演ずる」というのはこういう事と見る側に納得させるパフォーマンスです。

そしてパーティーシーンで2人中央で踊りますが、華が有って素晴らしい存在感です。やはり違うっ!と思わせる2人でした。

そして、もう1人。いつも、いつも感心するのがスティーブ・カーカムです。「カーカムさん、カーカムさん」と私達はなんとなく彼を“さん”付けで呼びますが……紳士ですよね。誰に対しても丁寧な態度。 

彼も素晴らしいパフォーマーです。今回モンロー家の主で、妻に浮気をされても気が付かない情け無い夫役でしたが、あのショポッとした“姿勢”

背を丸めて、腰を落としての姿勢は、ダンサーである彼には大変だろうと思いました。TVレポーターも面白かったですが…

何と言ってもスティーブとスコットが組んだ「ジョギングシーン」は毎回大笑いをさせてもらいました。この2人が組むとどうしてこんなに「味」が出るのだろう。

イギリス人の好きな“化学的反応”ってやつでしょうか?



さて、終わってしまいました。

正直、寂しいです。

家族の事情や仕事で中々劇場に足を運べなかった今回のシザーハンズでした。

招聘元のプロダクションのチケット販売の仕方や事前の宣伝の仕方の不味さ、もう少しマシューの作品を理解して、愛情を持って扱ってくれたら、あんなに空席を出さずに済んだのでは?等々文句も多々有りますが、東京でマシューの作品がこれだけ続けて見られるなんて4.5年前の事を考えれば夢の様です。



そして、ニューアドベンチャーズの皆さんに

Thank you very much !!

ありがとう!

これしか言えないです。

こんな高温多湿の日本の夏に来て、公演するのは体調維持だけでも大変な事でしょう。

スコットの頬がゲッソリと落ちたのにはビックリしました。

ダンサーの皆さんには本当に感謝してます。

そして、今度はもっと良い気候の時に、また来て欲しいと願わずにはいられません。
急に仕事の手が空いたので「休もう…」という事になり、今日はお休み。

疲れが溜まっていたので、タラソテラピーに行こうと予約の電話を入れたのですが、ちょっと色々有りで取れなかった……

さて、どうしようかぁ~



タラソの変わりに以前行った渋谷の女性専用の天然温泉行こうっ

“ついで”に見たかった『キンキーブーツ』も見よう。。。。 映画ファーストデーだしねぇ。。。。。。



監督 ジュリアン・ジャロルド

出演 ジョエル・エドガートン キウェテル・イジョフォー

今、話題の『キンキーブーツ』を見て来ました。

朝一番の回にも係わらず、チケット売り出しから行列…確かにファーストデーだけどかなりの人気になっているのだとビックリ。



イギリス映画。

有名スターが出演しているわけでも無く、ヒーローが大活躍するわけでも無い。

ロンドンの北の田舎町に有る倒産寸前の靴工場。父が急死し、その後を継いだ息子チャーリーの口癖は「What can I do ?」気弱で、自信なさ気で、従業員にも存在感が薄い。

その彼が思いついた工場を救うアイデア。。。。 偶然出合ったドラッグクィーンのローラの手を借りて、ドラッグクィーン用のセクシーな靴を作ろう…



ドラッグクィーンのローラとチャーリー、そして倒産寸前の工場で働く人々との心温まる物語。

本当に有った話しのようです。

時間も短いですし、ストーリーの先も見えていて、単純な映画だけれど…

笑えるし、ちょっと泣けるし…愛情に溢れている。

見終わって席を立つのが惜しい様な、もうちょっとこの暖かい気持ちのままここにいたいなぁ~と思う映画です。

音楽も良いですし… 



それにしても貴重な休みなのにシザーハンズを見ずに「キンキーブーツ」

???????

う~~~ん何故かな???

精神的にノンビリしたかったのです。
20日のキャストも上げなくちゃなぁ~と思いつつも…



今日のマチネです。

2幕、ジェームス役のジェームスが体調不良という事で、アダムに急遽変更になり、アダムが演じていたマニー役をアンドリューが変わるというアクシデントが有りました。

東京は連日の蒸し暑さが一転、今日は気温が30度に届かないチョッと涼しい気候でした。体調管理も大変ですよ。

たいした事が無いと良いのですが… ジェームスお大事に



そして、2幕最後のキムとエドワードのダンス… キム役のケリーが途中滑て??尻餅をついてしまうという… ビックリしました。

彼女は「何が起こった?」と云う様な一瞬キョトンとした目で、相手役のリチャードを見ましたが、まあ、リチャード演ずるエドワードが駆け寄り、さり気無く手を取って立たせ、次の振りに行きました。

怪我が無いと良いのですが… これまた、お大事に



今日は1階も2階もほぼ埋まっていました。客層が少し変わりました。家族連れやカップル、40代後半から50代のご夫婦等々

今までマシューの作品には全く縁が無い感じの方々が多く劇場に足を運んでいるようです。

で、とても楽しんでいる様子。

私としては空席も目立たず、客席の受けも良く、マシューの作品を色々な人達に知って貰えて、ホンと嬉しいです。



Cast '06.08.26

Edward ...... Richard Winsor



The Boggs Family

Kim ..... Kerry Biggin  Bill ..... Scott Ambler

Peg ...... Etta Murfitt  Kevin .... Gavin Eden

The Monroe Family

Joyce .... Michela Meazza  George .... Steave Kirkham

Bunny .... Mikah Smillie  Gerald .... Shaun Walters

The Uptom Family

Charity .... Heather Habens  Mayor .... Gareth Charlton

Darlene .... Gemma Payne  James .... James Leece → Adam Galgrath

The Evercreech Family

Esmeralda .... Rachel Morrow  Rev .... Matthew Malthouse

Marilyn .... Rachel Lancaster  Gabriel .... Ross Carpenter

The Covitt Family

Tifany .... Madelane Brennan  Brad .... Jake Samuels

Candy .... Hannah Vassallo  Chase .... Drew Mconie

The Grubb Family

Gloria .... Mami Tomotani  Manny .... Adam Galgrath → Andrew Corbett

Sandra .... Dena Lague  Sheldon .... Luke Murphy



The Inventor .... Adam Galgrath  Little Edward .... Gavin Eden

Old Kim .... Madelane Brennan  

TV Reporters .... Steave Kirkham Madelane Brennan



少しづつ、キャストと役が一致して来ました。

遅いですか(笑)

どうも新しいダンサーさん達がイマイチ認識できなかったので… 特にこの3人が舞台に上がると。。。。。

プログラムを見ながら

「どれ? だれ? これ?」状態で・・・・・・笑 

シェルドン役のLuke Murphy(ルーク)は、例のハロウィンのカボチャを被っている男の子ですよね。

Gavin Edenはケビン役が良く似合ってて、日本語も少し喋るみたい。って、彼はディズニーランドのアトラクションに1年出演してたんだとか…なるほど。。。

同じケビン役でのDrew Mconieは、ギャヴィンより少し大人の雰囲気ですね。

やっと解って来ました。



リチャードのエドワードは今日で3回目。

彼の演ずるエドワードは「手がハサミ」だという事に、全くと言って良い位に“ひけめ”も“ハンディ”も感じていない。

とても『陽』のエドワードです。

キムに片思いですが、彼女のBFジェームスとある意味対等に張り合ってる。

唯一ハサミを意識するのは、街の人々に追われ、追われ、追い詰められた最後。

キムに思いが通じるのですが、叶わない恋だと… その時だけに感じられる。

そして、そのエドワードを家族同様に受け入れたボッグス家の人々。

エタとスコットは“平凡&ノーマル”な人達と「普通」を強調しますが、手がハサミのエドワードを何のためらいも無く、暖かく簡単に受け入れるなんて……

私にはこの家族が一番「普通」には思えないのですが… 

どうでしょう???



それにしても、毎回初めに思うのですが、この発明家…… 

エドワードの手足を手縫いとミシンで付けてしまう。

何回見ても「マシューたらなぁ~」と笑わずにはいられないです。