1週間ほど前に、うちのネコのマックスくん(♂ 6歳)が真夜中に網戸をこじ開けて脱走しました(-_-;)。
その数日後には満月だったので、月光浴をしたくなったのか、お外で遊びたくなったのか、はたまた家に閉じ込められているストレスか?!

友人が教えてくれた、動物の気持ちが分かる人から言わせると
「家出した理由が必ずあるはず」
「家出した前後に
何かあったかもしれないし
ずっと何かを悩んでいたかもしれない」
とのこと。
ま、数ヶ月前から環境が変わったストレスを感じていたのは間違いないのですが、
「こういった時、飼い主は慌てて探そうとするけど、それよりもまずは落ち着くことが大事」なのだそうです。
そして・・・1週間後に無事に発見できました!
捜索の間、とにかく車にはねられたり事故にさえ遭わなければ良いと祈り続け。。。
その間マックスは、猫好きのお宅で大事に大事に保護されてました。
しかも3種のワクチン接種まで受けて、いつの間にか首輪も付けて・・ひとんちのネコちゃんになっていたのでした(笑)。
その間の私は、とにかく近隣のお家を確認して回ったり、ご近所にチラシを配って情報提供を求めましたが、何の音沙汰も無く、周辺をいくら捜索しても見つからず、3日経過しても全く帰って来る気配がないので、ペット探偵さんを頼むことに。
そこでネコの生態を色々と教えてもらい、猫が好みそうな環境などを一通り知ることができて、見つかるまでは気が気ではなかったですが、結果的にはこれも良い経験になりました。
そんなネコ探しのポイントを記憶がまだ新しいうちに残しておこうと思います。

〇いなくなった直後
まずは逃げ出した場所(窓・網戸)を開けておき、帰って来れるようにエサを水を
置いておく
帰ってきて入りたくなった時に、スっと入れるようにしておくことが大切
〇捜索の方法
家の中だけで生活している猫が外に出てしまった場合、
家の壁面に沿って移動する傾向がある
家を出た場所から壁沿いに移動し、裏庭など人や車が通らない場所を通って
隣家の縁の下や物置の下、マンションの一階部分と地面の隙間、
排水溝の中、茂みの中などに身を潜め、周りの状況を観察していることも多い
〇猫は面で探す
迷子の猫は目立たず、近所に隠れているので、近所全戸に迷子チラシを配布して、
猫を見かけたら連絡がもらえるよう面を埋めていく
犬と違って遠くへ逃げることが少ないため、広範囲な捜索にはなりにくい
〇捜索の範囲
猫の最初の捜索範囲はオス猫は半径50m、メス猫は半径30mが目安
また心臓がある右側をかばう傾向にあるので、通りに出たら左手、左手に
行くことが多い(ぐるっと回って自分の家に戻ってくることも?)
室内飼いの猫は、逃げ出しても遠くに行かないことがほとんどで、
発見できない場合は、捜索範囲を家の家の周囲半径100mを目安に捜し、
それでも見つからない場合はさらに周囲半径500m程度まで広げる
〇捜す時間帯
警戒心が強い猫の場合、人や車通りが少なくなる夜間に活動する傾向がある
今の時期(夏)、猫の活動する時間帯は、夕方の陽が落ちる前後の6時~7時
深夜23時~1時頃、明け方4時~5時頃(陽が昇る前の時間帯)が活発になる
冬は暖かい日中に、夏は涼しい夜間に活動する傾向がある
〇捜す場所
猫は快適な場所を探すことに長けていて、暗くて狭く静かな場所を好む
また外敵が侵入しにくい場所に潜み、逃走経路も確保している
冬であれば、寒さをしのげる室外機の上や風を遮り日光の当たる場所、
夏であれば、日差しを避け風通しの良い塀の上など常に快適な場所にいるので、
目視で捜索する場合にはその習性を意識しながら次の場所を重点的に捜す
・家と家のすき間
・軒下
・自動車の下
・物置の上や下
・室外機の上や下
・植え込みの中
・草むら
・側溝の中
・塀の上
・屋根の上
・公園の水飲み場

〇名前の呼びかけ
猫はとても耳がよいため、名前を呼びかけることで反応してくる可能性がある
猫が落ち着いて反応できるように、猫が潜んでいそうな場所に向かって、
できるだけ普段通りの声でやさしく名前を呼びかける
また、名前を呼ぶことにより帰る家の方角がわかり戻ってくる事もある
〇猫が帰って来れるような工夫
ネコが用を足したトイレの砂を路肩に沿って撒く
・知らない場所にきて、家に帰れなくなった時のための道標となる
・怯えて隠れているネコが自分の匂いを嗅ぐことで、
人工的なマーキング効果が得られる
(他の猫の匂いで怯えていたが、自分の匂いで安心して出てくる効果)
〇静の捜索
臆病なネコは人の気配に敏感なので隠れていて、
人気がなくなったらそっと姿を見せる場合があるため
(特にフリーズしたネコが警戒期から探索期に入る時期)
出現するのを一定の場所でじっと待つことも大事
〇個人の名前が記された住宅地図を捜索用に用意
飲み水が得られる場所やトイレに適した場所、ネコが隠れそうな家、
ネコを嫌う家、犬を飼っている家、餌場になりそうな家、他の猫を目撃した場所、
ネコの通り道として好みそうな場所、下や中に入りそうな物置や車庫
などを詳細に記入しておく
〇ポスターの作り方と貼り方
A4サイズに、ネコの全身の特徴が分かるもの1枚を大きく出し、
「猫を探しています」と連絡先を記載、
余計なものは入れず、シンプルなものにする
貼る時は必ず目線の下にする
(人間の心理として目下に置いた方が威圧感がないため。
逆に眼と同じ高さに貼ると心理的に反発される)
4隅をガムテープを細く切って斜めに貼っていく(後で剥がしやすい)
電柱には歩きながら進入することを考慮し、少し角度を付けて貼る
交差点などの4つ角には、どの方向から来ても目に入るような位置に貼る
なお、探しながらポスターを貼っていると、声をかけられることがあるので、
事情を説明して詳細情報が入ったチラシを相手に手渡しておくと更に効果的!

〇チラシの作り方
チラシはA4の半分のA5で作成すると、ポスティングしやすい
何種類か写真を掲載し、詳細の特徴や見つけた場合の連絡先など記入
自宅でじっくり見てもらえるので、ポスターとは異なる作り方をしてOK
〇届け出をする
どこかで保護されている場合があるので、必ず届け出はすぐに行っておく
・地域の交番・警察署
・市区町村の保健所・生活衛生課管理係
・都道府県の動物愛護センター
・地域の清掃事務所
・地域の動物病院
ちなみにうちのマックスは家から120mくらい離れたお家で保護されてました。
同じく近くに片側2車線の街道があるのですが、そっちには行かないで裏側に(左手側に)回り込んでいます。
見つかったお宅は植え込みの多い古めの家で、車庫スペースに物が色々置いてあり、やはりネコが好みそうな場所でした。
あと、今回は途中で台風が来そうな天気の時もあり、2日くらい捜索を見送ったりしたのですが、大雨が降った後はネコはえさを求めて活動するので、探し出すチャンス!だそうです。
そして、雨が降る前にも本能で同じく餌場を探して活動するらしく、それも捜索するタイミングには良いんだとか。
また、朝早い時間帯に近隣を探してウロウロしていると、朝の犬の散歩をしている人達にけっこう出会ったのですが、ペットの大切さは犬も猫も同じなので、事情を話すと協力的でした。
近隣にお店などがあった場合も店長さんに挨拶して話すと、あそこの裏手に時々ネコが出没する・・とかいう情報を得られるので、近隣の人達とのコミュニケーションは思った以上に大事だと痛感しました。
そんな形で色んな人に支えられていることに感謝し、最後は「必ず見つかる」と信じて探し続けること・・当たり前のようで、そんなことが一番大事だなと思った一週間でした。
そして・・無事に見つかった後、最後にやっておくことです。
〇保護できてから確認すること&やること
・猫のカラダに何かケガや他の噛まれた後は無いかどうかを確認する
・普通に歩行できるかを確認する
・トイレで便をした時に下痢などをしていないかどうかを確認する
・戻ってきた後に極度のストレスが無いかどうか、様子をうかがう
(またタイミングを狙って逃げ出そうとする子が多いです(笑))
・その他、届け出を提出した警察署などに連絡をし、書類サイン等
最後に・・・
探し方ですが、今回お伝えしたのは、あくまで室内飼いしている猫の場合であり、お外に出しているネコちゃんの場合は、土地勘があるので、捜索範囲がもっと広くなりそうですし、かつ水場やエサ場を見つけると、野良化しやすい傾向にあるので、見つけ方も若干変わってくるようです。
ただ、水やエサがある場所の近くに居つくので、猫の生存本能や好みそうな場所を元に探して、怪しい場所を見つけたら時間帯を変えて粘り強く待つと、出現してくれるかも・・。
うちの子は臆病者のビビりな上に、今回見知らぬ土地で彷徨っていたので、逃亡してから3日目くらいの早朝に人の家のガレージで鳴き続けていたそうで、そこを無事に保護してもらえて救われました。
ちなみに、今回頼んだ探偵さんは捜索した9割は見つかっていると言ってました。
猫は人間が思っている以上にとても賢く生き長らえているので、飼い主はあきらめずに希望を持って探し続けることも大切ですね。
こんな感じで、ほんの1週間の経験でしたが、少しでもお役に立てたら幸いです❤





















