大人塾 日本史 坂本龍馬のコミュニケーション力
明光丸の非を認めた紀州ですが、いざ賠償金の話になると
長崎奉行に圧力をかけたり、担当者が病気といったりして引き伸ばし、
坂本龍馬らに泣き寝入りさそうと言う魂胆でした。
紀州は徳川御三家で特権階級という意識もあり
賠償金を払う意思は無かったようです。
土佐藩の後藤象二郎は龍馬をサポートし、
一緒になって紀州に掛け合います。
直接紀州に行き、ひつこく強硬な姿勢で追い込みます。
だらだら引き延ばすならば戦争も辞さないと脅します。
紀州側は困り果てているところに
薩摩が仲裁に入ろうと手を差し伸べます。
薩摩が龍馬と通じていると知らない紀州は
龍馬側の欲する賠償金を受け入れてしまいます。
権力はあっても情報を持たない紀州に対して
作戦、根回し、情報力で龍馬が勝ったいろは丸事件でした。
しかしこのことを根に持った紀州側が
龍馬を暗殺したのではないかと言う説も有ります。
残念ながらその賠償金を龍馬は生きているうちに
手にすることはありませんでした。
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