南都六宗
8世紀の奈良の都に六つの宗派があり、
これを、南都六宗と言います。
初期に力を持ったのが倶舎(くしゃ)宗と
成実(じょうじつ)宗でした。
法隆寺や興福寺の法相(ほうそう)宗や
三論(さんろん)宗は学問仏教でした。
律(りつ)宗を伝えた唐の僧・鑑真(がんじん)は
朝廷の擁護を受け唐招提寺(とうしょうだいじ)の
大僧正となりました。
唐の僧・道璿(どうせん)は華厳(けごん)宗を伝え、
聖武天皇により皇室宗教の地位を獲得。
また、法相宗の僧・行基(ぎょうき)は各地の民衆に
仏教を伝え日本人初の大僧正となります。