スプーンを色々な貝、角、牙等で作成して来ましたので、値段の高さ、作成のしやすさ、完成品の綺麗な貝等で自分なりにランクを着けて見ました!


角や牙は、値段が高く、手に入れる事が難しい、作成も硬く作りずらいが、水中では、光を乱反射させる!

当たり外れが大きいが、当たりのスプーンは、ものすごい物も有ります!

自分の作成した中では、水中で、一番光を放った物は、象牙でした!

ただ、値段も高く、非常に硬く1枚作成するだけで手がマメだらけになりました!

マッコウクジラの牙とカバ牙も硬くて、リクエストをもらう物もあれば余り釣れなかった物もあり、当たり外れが大きかったです!

牛角は、サンダーでカットすると、臭いのとノギ筋等の有る無しで、当たり外れが大きいので余り作成しませんでした!

今は、麻痺の後遺症で、握力が15kgしかないので、作成する事が難しいと思います!


貝は、カッターでカットや削る事が出来るし、当たり外れが小さいので作成しています!



これは、夜光貝の1kg位で角の様な出っ張りが、キミナゴ筋の部分になります!



夜光貝、キミナゴ筋



上が白蝶貝の未加工、下が黒蝶貝の磨いた物です!


順に白蝶貝、黒蝶貝、白蝶貝


アワビの中間は、沢山有ります!

作成しやすさの順で、123に分けて見ました!





レッドアバロン



グリーンメキシコ+グリーンメキシコのウイングキールタイプ
夜光貝+グリーンメキシコのウイングキールタイプ

赤アワビ

大きい作成途中のアワビは、アメリカのアワビでレッドアバロン、真ん中の大きさの物が、メキシコのアワビでグリーンメキシコ、一番小さいアワビは、日本のアワビの赤アワビ(メガイ)がアワビの中では、裏側の凹凸が少なく貝の厚さが有るので、作成しやすいと思います!

レッドアバロンは、値段が高く、手に入れる事が難しく皮の凹凸が有るので大きい貝で作成します!

値段も高く、貝殻が硬く、余りお勧め出来ません!

グリーンメキシコは、作成しやすいが、値段が少し高く、今は、手に入れるのが難しくなって来ました!

赤アワビは、作成は、わりと簡単な貝もあれば、難しい物も有ります!



アワビ類、蝶貝類の作成が簡単な見分け方は、裏側の凹凸が少ない物を選びます!

後、表側の虫食いが目立つ貝殻は、避けた方が良いです!


ガマノセアワビ、ピンクメキシコ、黒アワビになります!

ガマノセアワビ+赤アワビ

黒アワビ、ピンクメキシコは、以前に作成しましたが画像がありませんでした!
ガマノセアワビ、ピンクメキシコは、表側の凹凸が激しく手前のカットして有る部分位しか、作成出来ません!
黒アワビは、裏側の凹凸が少ないけど、貝の厚さが薄いので、張り合わせ用に向いているかも知れません?
貝殻の個体差で作成しやすい貝も有るかも知れません?

一番向いていない、アワビ類は、画像の日本のマダカアワビ、ニュージーランドのパウア貝、大きいトコブシの仲間
貝殻の凹凸が有り貝殻が薄い日本のマダカアワビ、貝殻が薄いパウア貝とトコブシになります!
パウア貝とトコブシの仲間は、凹凸が少ないので、象嵌等の張り合わせに向いていると思います!


アワビベースにパウア貝の象嵌

夜光貝キミナゴ筋の内側にトコブシの張り合わせ

左上、夜光貝+グリーンメキシコのウイングキールタイプ
右上、夜光貝+グリーンメキシコのウイングタイプ
左下、夜光貝キミナゴ筋+マベ貝の象嵌、
右下、夜光貝キミナゴ筋の内側にマベ貝の張り合わせ

貝の個体差によって作成しやすくなる物も有ると思います!
これらの、順番は、自分の感想で有り、人によって変わる事も有ります!

明日は、シェルスプーンの作成、初級編をアップの予定です!