メンタルを保つのが上手な人の 魔法のキーワード | ピッピスタイル☆

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ママの「ヒーローめがね」で
ADHDキッズの“みんなと違う”発想を強みに
世界を動かすヒーローを育てる!


ADHDや発達凸凹キッズの困りごとを解消し
自分らしく活躍できる大人に成長させるための
情報を発信していきます。

 

 

    

 

1 メンタルを自分で保てる人は主体的

 

2 魔法のキーワードは
  「じゃあどうすればいいかな?」
 
3 相談はやってみた上での「答え合わせ」

4 うまくいかない人は受け身スタイル

5「じゃあどうすればいいかな?」を
  子育てにも使おう

 

 

 

メンタルを自分で保てる人は主体的

 

 

精神科外来で、

同じように相談に乗っていても

セルフメンテナンスが上手になる人と

いつまでも状態が変わらない人がいます。

 

 

その違いはどこにあるのでしょう?

 

私が見つけた違いは

「自分の悩みに主体的に関わるかどうか」です。

うまくいく人は主体的です。

 

 

 

魔法のキーワードは「じゃあどうすればいいかな?」

 

 

 

うまく行く人の考え方のキーワードは

「じゃあどうすればいいかな?」

 

 

じゃあどうすればいいかな?と考えて

自分で状況を変えに行く!

 

 

こういう方は、

自力で悪化させずに済ませられたり、

ダメージを小さく抑えられたりしています。

 

 

 

相談は、やってみた上での「答え合わせ」

 

 

そしてこういう方は、診察での相談のしかたも素晴らしく、

 

「こういうことがあったけど

分析してこれが原因かなと考え

こう対応してみました」

 

答え合わせをされます。

 

 

このスタイルだと、

うまくいかなかった時も、

「ここを修正して、こうしてみましょうか」と

具体的に次の一手を考えることができます。

 

 

 

 

うまくいかない人は受け身スタイル

 

 

うまくいかない人は

困りごとを「周りの事象により勝手に起こった」と捉えて

「そのせいでこんな嫌な気分だ」と訴えるのみで

 

自分で何か変えることをせず、受け身に過ごされる方が多いです。

 

 

診察では悩みだけを話し、解決策の相談にはなかなか乗ってきてくれません。

 

「こうしてみるのはどうですか?」と提案をしても

「でも」「だって」ばかり言われてしまいます(T-T)

 

 

誰かが勝手に治してくれることを期待しているみたいです。

 

 

残念ながら、改善は乏しく、

症状を自分で増やしていってしまうことも少なくありません。

 

 

 

 

「じゃあどうすればいいかな?」を子育てにも使おう

 

 

お子さんが、主体的に考えて行動する大人になったら嬉しいですよね。

 

 

そのためには、普段から「じゃあどうすればいいかな?」を使っておけばOKです。

 

 

「宿題やりたくない〜」

「じゃあどうすればいいかな?」

 

 

「学校に忘れ物した!!」

「じゃあどうすればいいかな?」

 

 

「あいつムカつくんだ。こんなひどいこと言ったんだよ!!」

「じゃあどうすればいいかな?」

 

 

先取りして大人が解決法を伝えてしまうより、

ずっと考える力がついていきます。

 

 

何かやらかしてしまった時も、

「じゃあどうすればいいかな?」と聞くようにすれば、

「何やってんのー!!」なんて叱って喧嘩になることもありませんね。

 

 

 

おかあさんが困ったことになった時も

「じゃあどうすればいいかなあ?」と考えているところを

お子さんにも見せていきましょう。

 

 

お子さんはきっと

「大人になっても困ることがあるけど

どうすればいいか考えれば大丈夫!」と覚えて

自己効力感を持つことができるはず!

 

 

ぜひ魔法のキーワード「じゃあどうすればいいかな?」を使ってくださいね!