『「できる人」より「応援される人」になる』 | ~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

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100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

私は20代の頃、
「自分の能力を、いかに高めていくか」
ということに関心がありました。

勤めていた会社の中で、どのように評価されるかではなく、
市場全体で見たときに、自分にはどのくらいの価値があるのか。

少しでも自分の価値を高めるために、専門知識やスキルを磨く。

実務面でも、できるだけ多くの経験を積む。

当時は、そんなことに意欲的だったと思います。

しかし、年齢が40代になり、立場も経営者になってくると、
少しずつ考え方が変わってきました。

「自分がどれだけできるか」だけではなく、
「いかに周囲から応援される人になるか」
「いかに、この人の力になりたいと思ってもらえるか」


ということが、非常に重要だと感じるようになりました。

もちろん、専門知識やスキルはこれからも必要です。

しかし、それだけでは足りない。
人間力とでもいうのでしょうか。
人との関係をつくり、信頼され、応援してもらう。

そうした、人としての基本的な資質のようなものが、
経営者にはより重要になってくるのだと思います。

私の知人であるS社長にも、そうしたことを強く感じます。
周囲から見ても、成功している経営者です。

そして、本当に「人」に恵まれている。
スタッフからも好かれ、信頼されている。
ビジネスパートナーにも恵まれている。
お客様からも支持されている。

私から見ると、もはや「最強」です。

もちろん、自分自身を磨き続けることは、
これからもやらなければなりません。

しかし、一人の力には限界があります。

すべての分野の専門家になることはできない。
自分一人で、すべてを背負うこともできない。
そして、専門家だからといって、人が集まってくるわけでもありません。

むしろ、
「この人と一緒に仕事をしたい」
「この人の力になりたい」


そう思ってくれる人が増えれば、自分一人ではできなかったことにも挑戦できる。
結果として、目的を達成できる確率も高まっていくのでしょう。

S社長の日常の姿勢を見ていると、
「まだまだ自分には足りないところがたくさんあるな」
と感じます。

20代の頃は、
「自分の能力を高めよう」
と考えていました。

40代になった今は、
「自分の周りに、どれだけ力を貸してくれる人がいるか」
も、同じくらい大切なのだと思います。

自分を磨く。
そして、人から応援される自分をつくる。
この両方を、これからも意識していきたいと思います。