『昔話は“オヤジ化”の始まり』 | ~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

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100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』。

昭和の親父の不適切発言が、
行き過ぎた令和の社会の空気を壊すといったドラマ。


第六話では、「昔話をしてはダメですか?」というテーマ。


『未来に希望が持てなくなると、
 昔話すのか、ジジイは』


という名言があります。


昔話ばかりするようになったら、
オヤジ化現象の始まりかもしれません。


しかし興味深いことに、
年齢を重ねたからといって、
全員が全員、昔話をしたがるわけでもない。


私は経営者の方にインタビューをする仕事もしています。


私の感覚ではあるのですが、
そこに登場する経営者は、
昔話をしている時は、どちらかというとユーモアに。
未来の話になるとどんどん情熱的になっている方が多い。



おそらくそこに登場する経営者の関心事は、
過去ではなく未来。

過去にどのような成功体験をしてきたか。
聞かれればそれに答えるが、そこにパッションはない。


大事なことは未来。
これから先、どのような会社や世界を作っていくか。

そこが一番の関心事であり、パッションを抱いている。


ドラマの名言を借りるならば、

『未来に希望が持てなくなると、
 年寄りは昔話をする。

 でも未来に希望を持っている年寄りは、
 昔話に興味がない』



昔話より、希望を語ろう。