『起死回生のフルーツサンド』 | ~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

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100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

十方よし.TV1月号のゲストは、
ダイワスーパー代表の大山社長。


興味がある方は
書籍『与える人になりなさい』
を読んでみてください。


愛知県岡崎市に町のスーパー。

2018年に祖父から創業したののの
就任当時は3000万円の赤字。

地域の大型スーパーの進出により経営が苦しむ中、
かき氷やフルーツサンドを発案。

これがヒットし、
夢であった行列ができるスーパーへ。


“八百屋の本気で作るフルーツサンド”は
その後も大ヒットし、フルーツサンド専門店を
店舗展開されることになりました。



ふんだんにフルーツ(イチゴ、キュウイ、バナナ等)
を使い、フルーツの断面が美しい。

その見栄えも好評でインスタ映えもし、
口コミでどんどん広がっていきました。

ショーケースで並んだ状態を
写真で取るお客様もいらっしゃいます。

特に私は生クリームが好きです。
甘くなく、しつこくない味。

私のような生クリームファンもいて、
生クリームだけのフルーサンドも
メニューにあります。


インパクトがあり、
おしゃれなフルーツサンド。

それだけでなく、
祖父の背中から学んだ、
「お客様を喜ばせる」というイズムが
随所に見られます。


例えばお金がない中で大山社長が
最初にやったのはお客様の名前を覚えること。


1日50人近く覚える努力されて、
お客様との会話ができるようにし、
買物が楽しくなるようにする。



スーパーの列に並ばれているお客様へ、
メロンを切ったり、トウモロコシを茹でて、
無料で振る舞う。

お客様とジャケン大会をして、
勝者に特典を用意する。


フルーサンド専門店でも
ジャンケン大会を企画・実施しているそうです。


「美味しいものを提供する」のは当たり前で
「お客様を楽しませる」ことも追求する。



大山社長の泥臭い努力に
とても共感しました。