『若者が分からないズレたおじさん その3』 | ~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

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100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


前回に続き、世代間ギャップについて
振れたいと思います。

転職をテーマにしたあるドラマでは、
「石の上にも3年。これはもはや死語です」
という場面があります。

もともと“石の上にも3年”という意味は、
「辛くても我慢強く耐えていれば、いつかは必ず成功する」
ということです。

皆さんも先輩社員や上司から
「3年働ければ、とりあえず1人前になり、
 この仕事が分かってくる。3年は会社を辞めるな」

と教わった方もいるでしょう。

ただこれをそのまま「石の上にも3年だぞ」
と若手社員に伝えた所で、
「はい、分かりました!」となるでしょうか…。

むしろ近年ではマイナスイメージを抱くようです。


上司の声:
「目的や意義なんて分からなくていい。
 とにかく量をこなして、がむしゃらにやる。
 3年続けないと何も分からない」


若手社員の声:
「3年間は黙って辛抱しろってこと? 
 この状態で3年間、仕事をするなんて罰ゲーム。
 どうせなら価値あるスキルを身に付ける意味ある3年にしたい」



若手社員からすれば、
「そもそも3年という根拠は?」ということなんでしょう。

自分へのメリットがあるか?
明確に獲得できるものがあるか?
それなしでは3年間続けるということに意味を見出せないのでしょう。

3年という期間を設定するのではなく、
1つ1つの仕事の意味・意義を明確にし、やりがいを感じ、
気づいたら3年経っていた
というのが理想の姿なのかもしれません。