『本質を細胞に染み込ませる』 | ~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

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100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


先日、2年ぶりぐらいになりますが、
大久保先生の講演会に参加しました。

毎回、台本も資料もありません。

会場の雰囲気を感じ取りながら
様々な事例を出されて、本質的な話をされます。


本質的な話を繰り返しますので、
「そういえば前回の講演会でも、
 おっしゃっていたな…」ということがあります。

しかしそれはまた違ったレベルで気づきがあったり、
前回、聞き流してしまっていた箇所に、
深い感銘を覚えたりします。

講師の方が一流であっても、
結局、受け手の器以上のものは吸収できない。



自分の体験と照らし合わせながら、
講演の内容を聴いていきますよね。

体験、すなわち実践が乏しいと、
空想の中でしか理解できない。
実感すらないかもしれません。


講師の話を聞いて、今日、気づけたことは、
自身の器そのものであり、
今の自分にとって必要なものです。

講演をたくさん聞いている方の中で、
「あの講師は○○」だと、講師評論家の方がいます。

たぶん本質まで理解されていませんね。

同じ書籍を読んでも、同じ講師の話を聞いても
毎回異なる気づきがある。
それは自分が成長している証です。

本質的な話ほど、細胞に染み込むまで繰り返して聞く。


それくらいの姿勢が必要なのかもしれません。