『問題解決する“タイミング”を逃すな』 | ~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

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100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


コロナの影響で暗い話題ばかりです。

私の周りの経営者もどうやってこの難局を乗り越えるか、
皆さん必死です。

3年後のことは考えられない。
どうやってこの3ヶ月を生き延びるか。


コメンテーターの方があれこれ政府批判をしますが、
言われても仕方がない対応かと思います。


前回のメルマガ『Fukushima 50』でも触れましたが、
現場レベルで起きている問題認識と
トップレベルの問題認識とでは大きな差があります。


現場レベルで最も困っている問題に対して、
解決策を打つことができれば、
現場とトップ間では信頼関係が築けます。

一方で解決策がずれていれば、
信頼関係は壊れていきます。



最近の事例で言えばマスク2枚支給。

「えっ?今?今更ですか?」

といった反応ですね。

「粗利保障の具体策を先に聞きたい」

「消費税減税を急いでほしい」

といった事の方が緊急性が高いように思います。


コロナ関連でいれば、
この2ヶ月で最も課題とされていることが
変化してきていると思います。


スピーディな解決策が実行できず、
実行段階では既に時を逃しています。


だから

「今それ?」

となってしまう。


自分たちに置き換えれば、
問題解決にも「タイミング」があると
心得ておくとよいですね。