『仕事だと割り切れない若手ビジネスマン』 | ~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

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100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

T社での出来事です。

おじさん発言ですが、
若いビジネスマンの価値観の変化を感じます。


自己啓発本に、

「好きように働く」「嫌なことはしない」
「嫌いな奴とは付き合うな」
「あなたらしく働けばいい」


といった理想的な言葉が並びます。

こういった言葉に救われる人もいますが、
一方で弊害も出ている気がします。


T社で社会人3年未満の方と
面談をすることがありました。、

アドバイスもしましたが
届いていないかもしれません。


「Yリーダーとは合わないので、
 一緒に働きたくない。嫌いです」

「Lリーダは威圧的な言い方をする。
 極力関わらないようにしたい。顔を見たくない」 

「Kさんがたまに仕事をサボっているように見える。
 リーダーからKさんに注意してほしい。
 Kさんとは関わりたくない」


彼・彼女らの主張は、

「自分と合う人と仕事をしたい。
 自分と合わない人とは関わりたくないし、
 関わらない」


というスタンスです。

「自分と合うか」という発想・姿勢のみで、
「相手に合わせるか」という発想・姿勢が乏しい。


自分と合う人間関係が職場にあれば、
自分と合う会社。

自分と合わない人間関係が職場になければ
自分と合わない会社。


「自分が合う」と感じている職場の多くは、
周りが「合わせている」ということに気づいていない。



自分と合わないからといって、
接点を遮断をしてしまうと、
対人関係の器が広がらない。


対人関係の器が小さければ、
自分に合う人の割合は地球上に何%いるのでしょう。



あの人とは合わない
→あの人が嫌い
 →あの人とは付き合わない

その繰り返しで合う人がますます縮小化していく。

多様性と言われる時代に逆行していますね。


最初は“合わない”と思った人とも付き合って、
多様な免疫ができて、対人関係の器が広がって、
色んな人と仕事ができるようになっていく。


これが社会人成長のプロセスかと思います。

「合わない」「苦手」と思った人とも、
仕事だからと割り切って
「遮断しない」というスタンスで
働いてほしいものです。