『任せたいけど任せられない その2』 | ~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


上司は部下に仕事を任せたい。
でもなぜ任せられないか?


◯「自分でやったほうが早い」から

何年も何ヶ月もその業務をやっているあなたからすれば、
1時間で終わってしまうかもしれない。

ただそれはあくまでも
何年もやっている人だからできる速さ。

全くの初心者がその業務を完了させるのに
4時間近くかかってしまう可能性がある。

しかも教える時間をとったり、
教えた後にフォローすることも考えると
さらに数時間を見積もることが必要です。


つまり「たくさんの時間を取られる」ことが
任せる前の段階から想像できる

だから一歩を踏み出せないようです。


この状態を放置しても何も進展がありません。

「いつか任せられたら…」
「いずれ任せられたら…」

「いつか」も「いずれ」も来ない。



「いつから、誰に、どうやって、なぜ任せるか」を決める。
そして部下に伝える。


それをやらないと抜け出せません。