『空気を読まずに浮いた存在になってみる』 | ~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

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100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


先日、数十年前の友人数人で食事をしていました。

私の方が変わったのか、友人が変わったのか…。


お酒も入っているせいもあるのですが、
彼らはやたら不満が多いのです。


会社への不満、仕事への不満。

上司への不満、部下への不満。

妻への不満、子供への不満。



最初は流れを壊さないで、
話を聞くことに徹していました。


ただそんな話題ばかりでは食事が上手くもないので、
あえて空気を壊して、ポジティブな話をしました。


仕事がいかに楽しいか。
一緒に働いている仲間がどれだけいい人で信頼できるか。
家族がいかに協力的に支援してくれているか。


こんなことを話していると
私だけ浮いてしまっていました…。


最後は「お前はいいよな~」と言われて終了。



サラリーマン時代に比べたら仕事の量やストレスは
かえって大きいはず。
でも不思議と「不満」は減っていきました。

「不満」を言って解決するならいくらでも吐くけど、
何も現実は変わらないと思っているからでしょう。


会社や家族の欠点探しをして、
小さな集団で大いに盛り上がる。

この場にいる人たちの間に
「同士」のような不思議な関係が作られていきます。


その「同士」が顔合わせると、
毎回、何かターゲットを決めて、不満をぶつけている。



本人たちは気づいていないようですが、
周りから見ると滑稽な姿です。


本当はそこまで不満が溜まっていない人でも
「同調圧力」に屈して、染まっているのかもしれません。

不満ばかりを口にする「同士」の中にいたならば、
空気を読まずにポジティブな話題を提供してみてください。


その場で「浮く」存在になるものも
気持ちがいいですよ。