『コンサルタントとして大切なことは京セラで学んだ Part6』 | ~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

「コンサルタント×京セラフィロソフィー」という
テーマでコラムをお届けします。


今日のテーマは
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知識よりも体得を重視する
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知識と行動がかけ離れている人が
皆さんの身の回りにいませんか?

知識があるとまるで「できている」と
錯覚を起こしてしまうんですね。

知識は最低条件の武器です。
知識は最強の武器ではありません。

私は入社式から2週間後には
研修講師としてデビューしました。
(たった10分だけですが…)

受講者の前で話をする機会が与えられました。

経験者の方は分かって戴けると思いますが
やたら10分が長い!
体感では60分です。

事前に原稿を作り込み、
何度も読み返し、完璧に記憶しました。

さらに講師本も5冊読んで、
プロ講師のスキルも理解していました。

しかし!
本番では、原稿が全て飛んでしまいました。

頭が真っ白になりました。
何を話していたのかも思い出せません。

さすがの私も落ち込みました。
俺ってこんなに仕事ができない奴だったのか…と。

講師スキルを知識としては
持っているが、使うことができない。

つまり体得できていなかったわけです。

コンサルティングも同様です。

組織論や人材開発の知識を
学ぶことは最低条件ですが、

それがそのまま現場で使えることはありません。

現場の中でお客様や会社の状況を見て、
瞬時にやり方を変えていく。

それができないとお客様の不満は積もります。

知識は知っているだけは価値がなく、
使いこなせて初めて価値がある。


インプットして得た知識は価値は低いが、
実践の中で得た知識は価値が高い。

そのように思います。

私の周りではコンサルタントを目指す方が
増えています。

目指すことは嬉しいのですが、
勉強や資格取得ばかりに励んでいるように見えます。

コンサルタントこそ「体得」で
差がつくのではないかと思います。

皆さんのお仕事も同様のはずです。

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知識よりも体得を重視する
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