ああっ!リベンジ
去年のああっ! を見てくれたお客様がこれ使いますか?と貸していただいたローライフレックス2.8E。前回はレンズがプラナー80mmF2.8、今回はクセノター80mmF2.8。
撮影したのは去年の年末です。
Sさんありがとうございます。
OLYPUS ZUIKO85mmF2
オリンパスの85mmF2レンズ。まだメーカーからの部品供給が受けられる数少ないレンズ、と言っても供給ストップは時間の問題なんですけど。
今回の修理も絞り羽根に油が滲んでしまって動作が鈍ってしまっているために絞り羽根の分解清掃。
最初の難関が前群レンズの取り外し。
写真に見えるようにねじ山部分全周に接着剤が塗布されていてガチガチに固定されて簡単には外れません。
たいていの場合、レンズの枠には外周の縁の対角線上に2箇所に溝が切ってあり(溝が無いものもある)、その溝に上の写真の左側二つのカニ目レンチと呼ばれるものでグイッと回して外すのですが、中にはこのカニ目レンチを入れるゆとりの無いものもあり、そんなときは右側のデバイダーを使います。
今回のレンズがこのカニ目レンチを使えない構造で、デバイダーを使うしかないのですが、あれだけ接着材が付いているとデバイダー本体を手で回そうとしてもびくともしません。
それでデバイダーをグリップバイスと呼ばれるものでつかんでテコの原理でグイッと回して外すのですが、かなり危険な作業でデバイダーの先端、溝にはまっている部分の両サイドにきちんと均等に加重して回さないとデバイダーの先端が溝から外れて最悪レンズを傷つけたり、手を怪我したりします。
もう少し安全に取り外せる工具があるといいんですが。
このレンズの場合前群レンズを外すと次の難関が待ってます。
絞り羽根を取り出すには次はフィルターネジが切ってある前枠を外さないといけないのですが、この前枠、内側から3本のビスで固定されています。
この前枠の内径約60mm普通のドライバーではネジに届きません。無理に斜めにドライバーを差し込んで回してもネジの頭をぐちゃぐちゃにつぶしてしまいます。
で、登場するのがこの冶具、オリンパスの専用工具これが無いと分解できない。
前枠まで分解できたら後は楽なんですけどね。
シャーレの中に溶剤を入れて部品を洗浄、滲んだ油分を取り除いて組み上げていきます。














