イヌマキ【犬槙】
庭木樹高目安 3~5m
成長速度 やや遅い
萌芽力 強い
難易度 難しい
針葉樹の庭木としての存在感があり、“門冠”や主木に植栽される。
植える時期は暖地性のため、5月、又は9月。低温期の植つけは避け、
日当たり、水はけがよく、肥えた所を選ぶと良く育つ。
2月と8月に有機質肥料を施す。但しチッ素の与えすぎには注意が必要。
剪定は散らし玉仕立てが主流。丁寧に刈り込んで樹形を整える。
イヌマキは成長すると高さが5m以上にもなり高さを制限しなければなりません。
一般的な「玉散らし」「曲幹」ならば3m前後が適当となります。
「曲幹」に仕立てる場合はまず、適当な高さになったら樹心を止めます。次に形を作っていくうえで必要な太い枝を残し、他の枝を切ります。最後に差し枝には強い枝を選び竹を使い誘引します。差し枝の誘引と固定は、枝が太くなりすぎてしまうと曲がりにくくなってしまうので早めにしましょう。
刈込みを行う場合は上から下へ行い、刈り取った葉を払いながら行うと効率よく作業ができます。
マキの剪定は他の庭木に比べて難しく、その時期にあった剪定方法が必要となります。もしご自身で剪定するのが不安な場合はお気軽にお問合わせください。