ある店長の日報メールより。
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何が問題かというと
"店長 が先輩の指導を出来ていない"ということ
他の店長がどうかはわからないけど
中堅社員の離脱が多い理由はこれに尽きると思う
新人は採用の手助けもありマネジメントが楽だし即成果が生まれる
だから店長は先輩ではなく新人の教育に専念し、先輩社員から目を離しがち
そうすると先輩の成長が止まり
店舗の総力も中堅により大きく変わるため変動してくる。
そこも踏まえ 中堅(先輩社員の)の教育は非常に重要になってくるので
◯◯で言う◯◯さんの成長から目ははなさない
ここからが本題なのだが
先輩社員の教育には "後輩のOJT"が有効
先輩は 営業中余裕が生まれてくるため
本来もっている力を発揮せずに力を抜くようになる
店長の目を離さない努力も必要な のだが、シンプルに誰かにみられている意識がその人を引き締める
後輩に良い影響を与えていることに気づくため
後輩にかっこいいところを見せ自信を取り戻すため
自分の 接客の良し悪しを振り返るきっかけになるため
◯◯さんが契約に入る、接客に入る際に
2年目だろうが1年目だろうが積極的に横につかせる。
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この店長の「視点と思考」が視える日報です。
結果を見て、過程の問題を発見する大切さ。
結果が悪ければ何かしらの問題があるもの。
また結果が良くても問題が隠れてる事もある。
「勝ちに不思議な勝ちあり
負けに不思議な負けなし」
と、言われる通り。
管理職はこの問題に気づく敏感な目を
待たなくてはならない。
管理職の仕事は、問題発見→問題解決。
そこから業績を好転させることが仕事。
その為にはまず正しく問題を発見出来る、
眼力が問われる。
いわゆる「気づき力」が大事であり
目が節穴では、管理職は務まらない。
その意味でもこの店長の視点は
全社的に重要な問題発見だと思う。
この問題発見を今後、誰がどのように
問題解決への「仕組み」に出来るか?
どうやったら出来るか?を考え実行できるか?
これが役員、部長陣の仕事になる。
野村監督の名言集より。
と、考えることの重要性を言っている。
仕事の種類は、3種類と言われる。
⒈汗をかく(店長、社員)
⒉知恵を出す(役員、部長)
⒊お金を出す(社長)
役員や部長陣は直接販売はしていない。
そしてお金も出してない。
だったらやるべき事は知恵を出す事、
すなわち考えることが仕事となる。
こう言う事を言われてやるのではなく
日常業務の中で、毎日毎日積み上げる事。
その習慣をつけることが成長なんだよね。
『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』