福岡市の高島市長ブログ | CSリレーションズ社長 増田恭章(ますだやすあき)のブログ

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大切に想っていること。素直に感じたこと。伝えたいこと。夢。を、ありのままに書いてます。

福岡市の高島市長のブログより。






1都3県で緊急事態宣言が出る模様ですが

「医療崩壊してる」という表現で危機感を

煽るだけではなく





高島市長のように、しっかりとデータを元に

考察したり何が「医療崩壊」なのかを

具体的に説明することを

1都3県のトップの方々にもやって欲しい。



「正しく恐れる」ためにも必要だと思う。





以下に高島市長のブログを転載します。

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今日のコロナ陽性者の数が多かったということでニュースを見て心配される方もいらっしゃると思うので、Q&Aで見解をまとめました。

Q:今日6日は福岡市や福岡県で陽性者の数が過去最多、との報道を見たが?

A:福岡市では、165名の陽性者が確認されましたが、検査もこれまでで最多の1649件の検査を行っています。正月休暇などの長期休暇が明けたことで、医療機関や検査施設が動き出し、年末年始に受診や検査を控えられていた方々が一斉に受けられた影響もあると聞いています。
全国的にも今日の数字が大きいのはそのような事情ではないでしょうか。数字的には大きいので驚く方もいらっしゃると思いますが、これから数日冷静に数字をみて判断することが大切だと考えています。

Q:陽性者の内訳は?

A:今年は全国的に年末から年始にかけてステイホームを呼びかけていたため、家族内感染が大きく増えて半数を占めています。

Q:飲食店への時短要請など、福岡も東京のように独自の緊急事態宣言などをしたほうがいいのでは?

A:現在福岡市での陽性者の分布をみると、飲食店は減っていて、ステイホームにより家庭内での感染が大きく増えています。市民生活や経済活動の制限には大きな副作用が伴いますし、経済崩壊すると生活の糧を失う人もたくさん生まれてしまいます。
仮に市民生活に制限を加えざるを得ない場合においても、原因分析と対策に納得感がないと市民の皆さんの賛同を得られず、行動の実効性が低くなってしまうと思います。ですから、日々の陽性者数の発表に右往左往せず、冷静にその内容を分析して対応していきます。

Q:福岡における医療崩壊とはどういう状態をいうの?

A:日本医師会の中川会長が、「現実はすでに医療崩壊だ」と危機感を示し、今後緊急事態宣言の全国的な発令も考えなければならないと述べてニュース記事になっていました。
福岡県では、全病床数、89,962床に対し、コロナ患者のために協力していただいている病床は576床です。そのうち重症病床は105床です。この576床、105床が埋まってしまうことを医療崩壊と言っています。言葉を加えると、この病床が埋まることで、安定的な医療サービスの提供が出来なくなることを医療崩壊と言うそうです。ですから約9万床が全て埋まるわけではありません。
またコロナ対応に協力いただける医療機関を増やすべく、権限のある福岡県からも各医療機関へお願いしていただいています。
現在、福岡市内の重症者は9名です。

Q:福岡県が管理する新型コロナウイルス陽性者の個人情報9500件が1ヶ月にわたってネットで公開されていた情報流出があったが、福岡市は情報管理大丈夫?

A:今回の福岡県の情報流出は決してあってはならないことだと思っています。県には全市町村の情報が集まるので、福岡市からも県へ再発防止策の実施などについて申し入れをしました。
また福岡市内部においても、改めて情報管理、外部との情報のやり取りなど、情報の取り扱いに最大限の注意を払うように担当セクションへ指示をしました。


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福岡市のトップとしての発信力が

素晴らしいです。




私も毎日ブログを継続して書いて発信してるので

組織に与える影響が大きい事を実感してます。




ブログという公共の目に晒されるツールで

発信することは記録として残るので

その責任を問われるから、いい加減な

気持ちでは発信など出来ない。




何かを発信すれば、すぐに揚げ足をとったり

誹謗中傷の標的になったり、すぐに炎上する中で

毎日継続して発信することは

そんなに簡単では無い。



私も毎日ブログを実行してるから、わかる。





行政のトップにはそんな気概と能力を持った

人達に就いてもらいと思いますね。








『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』