こんな時こそ | CSリレーションズ社長 増田恭章(ますだやすあき)のブログ

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大切に想っていること。素直に感じたこと。伝えたいこと。夢。を、ありのままに書いてます。

新型肺炎コロナウィルスの感染が増えて

様々な経済ダメージが出てますね。

特に観光業は深刻だと思います。




今や観光地や空港はガラガラで

逆に感染リスクは一番低いのではと思う程。













2011年の東日本大震災を思い出します。

あの震災直後の重い重い空気感は今でも忘れない。

日本中が先の見えない異様な空気感でした。





自粛ムードで銀座の街の灯が消え

多くの飲食店が潰れました。








うちの会社もダメージが大きかった。



通信業界では

計画停電で自店が開けられなく社員は自宅待機。

もちろん社員の給料は支払われるので

会社の損失は日に日に大きくなっていく。






アメニティ業界では

お客様店舗が閉店や倒産してるので

売上が激減したり取引先も減った。








そんな危機的状況の時に私がどう思っていたか?




とても不謹慎なことで申し訳ないですが

「チャンスかも知れない!」と

心の底でワクワクしてました。





自分のような後発で力の無い人間には

乱世しか上に登るチャンスが無いと思っていたから。

ゲームチェンジ的な予感がしてたから。






もちろん、計画停電や自粛ムードは

短期的には売上激減に直結するので

うちも厳しいことには変わり無かったけど。

長期的に見た時には今こそチャンスだと思ってた。








だからこそあの危機的状況下で

震災後5ヶ月後の新規出店を意思決定した。

ここが勝負だと。




それが今のソフトバンク伊奈店。

そしてそれを立ち上げた新卒店長は

今やCSリレーションズのNo2となった。









人生ってほんと

何が幸いになり、何が不幸を招くかわからない。



あんな震災直後にあの立地に当時のうちの規模で

新規出店をするなんて、ほんとアホだと言われた。



今となっては結果論だけど

あの当時は誰も挑戦しなかった。

だけど正しかった事が今は証明された。



やった事は、自分の選択を◯にしただけ。

◯にする為に「どうしたら出来るか?」を

考えて実行して継続しただけ。




考えたことと、やった事は

そんな当たり前のことだけ。












きっと今も同じなのだと思う。

コロナウィルスで売上や利益が激減し

瀕死の重傷を負っている状況の中で




何を目指し、何を考え、何をするか?

それが未来を創っていくのだと思う。








リスクを負うことを何よりも避ける人達が多い

今の平和な時代だからこそ

乱世にチャンスを掴み下克上を起こすヤツがいる。





どんな時代でもそんなヤツはいる。

だから世の中は面白い。




苦しい時にこそ人や企業の

真価が問われるからね。






コロナウィルス騒動の中

そんなことを思いました。









『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』